採点 42点

魔神復活阻止のため、六人の勇者たちは約束の地に向かうのだがそこには何故か7人いた。7人のうち一人が敵であることに気づいた勇者たちは地上最強を自称する少年アドレットを真っ先に嫌疑をかける。個人的にはイマイチ刺さらない作品だと思った。

まず、主題歌は良く、世界観の設定はそれなりに良かった。しかし、勇者たちは終始ギスッていて、肝心の目的の魔神復活を阻止しようとせず、勇者同士で偽物勇者を探す人狼ゲームをしているだけでグダグダ感が拭えず、見てて面白くない。挙句の果てには終盤に真犯人が見つかったのに、新たな勇者が現れ、もう一人偽物がいるという事実が発覚し、犯人捜しは振り出しになってしまう。1クールとはいえ、これはあまりにも中途半端な終わり方になっていないか?

あまりにも話のテンポが悪く、見ているこちらとしては退屈で面白いとは言い難い作品。声優は豪華なのにこれでは無駄遣いとしかいいようがない。