採点 40点

ある日、函館に暮らす少女ハルカが15年後の世界のラクリマ時空界からやってきた竜騎士を目撃する。竜騎士たちはハルカを時空に影響を与える「龍のトルク」と呼び、ラクリマ時空界に狙われることに。名作と呼ばれているものの、自分からして、ちんぷんかんぷんでさっぱりな内容だった。

まず、設定に関する説明があまりされておらず、そのせいか世界観があまりつかめない。SFに関する専門用語もあまり理解できず、量子物理学に関する知識がないと内容が頭に入ってこないこともある。戦闘シーンも身内同士の戦いばかりでつまらなく、現代やラクリマ界でのドラマのほとんどがハルカ中心で双方が上手く影響し合っていないため、現代の子供たちとラクリマでの物語の色分けができておらず、展開としてはひたすら退屈。キャラクターも魅力を感じず、主体性に欠け、キャラクターのデザインも漫画のように平面的でリアルよりの背景に浮いているように感じる。ちなみに評価点としてだがBGMは壮大でSFの世界観には合っていて、ノエイン側の兵器のデザインは独特で面白みを感じた。

ネット上ではかなり評価されているが個人的にだが説明不足が目立ち、内容がわけわからず、酷評せざるを得なかった。