採点 43点

東洋から西欧の小国ソヴュールに留学した少年久城一弥は郊外に住む占い師殺人事件に巻き込まれ、その殺人事件をきっかけに妖精のような少女ヴィクトリカと出会うところから物語が始まる。推理ものとして期待して見てみたが、糞であった。

ヴィクトリカが可愛く、探偵らしい洋風な雰囲気を出しているのだが探偵要素が安っぽく、後半は推理要素が少なくなり、ヴィクトリカの家系の話ばかりになるなど何ともつまらない話に仕上がっている。特に中盤の純愛要素は中途半端に感じ、推理はどこ行ったと突っ込みたくなる。肝心の推理パートは根拠があやふやなのにご都合主義のようにさくさく解決してしまうため、お粗末。主人公の声優の演技もイマイチで棒読み気味。

ヒロインのキャラは評価できるものの、肝心の推理がつまらなく、後半は話が迷走してしまった駄作。キャラ萌え目的なら楽しめると思うが私にはあまり合わなかった。