前回からの続きです。


1月22日に開催された

湯来ロッジ神楽公演のレポートです。


第3演目めは

《天の岩戸開きの舞》でした。


阿刀神楽団の《天の岩戸開きの舞》は

他の神楽団とは内容が違います。


太鼓を持った鬼が出てきたり

お婆さんが道案内役として出てきたり…

と、色々と違う所が発見できます。


太鼓を持って出て来る鬼たち。


1匹の鬼が太鼓を楽しく夢中になって
叩いていると、横からもう1匹の鬼が
そ~~っと太鼓を取り上げて他の場所で
太鼓を叩き始めます。


始めは楽しそうに太鼓を叩いていたのに
気づいたら無くなってた❗️
という場面です。(下の写真)


何度かこのやり取りを
繰り返していたのですが、
とうとう、太鼓を取られまいと会場の中を
鬼が走り回ったりしました。

子どもさんが多く来ていたこの日、
「鬼が来た~爆笑」と
とても盛り上がりました✨

そして、岩戸を開くために
斧子の大臣(おのこのだいじん)がやって来て
手に斧を持ち、
力を込めて岩戸を開き、太陽がまた現れた。


というところで神楽が終わりました。


いつもとは違う《天の岩戸》で
初めて見た方は
「え?  何??  知っているのと違う❕」
とビックリされる方が多いのですが
詳しく見ていくと、とても面白い神楽です。

これを機会に
ぜひ安芸十二神祇も見てみて下さい🍀



次回の湯来ロッジ公演は
2月12日の第2日曜日、
【下河内神楽団】が舞ってくださいます。
こちらも、どうぞお楽しみに💡