はぃ、紀凛(きりん)でございます~(*´ω`*)
久々に、神楽の豆知識などを書いてみようかと思いますニコニコ
 
今回のテーマは『烏帽子』
 
 
神楽を舞う舞人さんや楽を演奏する
奏楽の皆さんは『烏帽子』というものを
被っておられますよね?
 
ひろしま神楽女子 代表なっちゃんと
笛の師匠『横田さん』
 
 
烏帽子をキュッとかぶって
気合を入れて舞います
 
 
 
(鬼や姫様の役の方は別ですよ
(*´・ω・`)b 念のため(笑))
 
何故、
烏帽子を被っているのでしょう??
 
ただ単に「伝統だから~」とか、
「昔から被ってたから~」とかの
理由だけじゃないみたいなんです(;^_^A
 
 
 
実は、
平安時代は(ある程度のご身分の御方は)
人前に出る時には烏帽子を被ることが当たり前で
人前で烏帽子を脱いだりすることは
とても恥ずかしい事だったそうです😅
 
 
なので、
 
絵巻物とかで描かれている男性の人物は
 
基本的に烏帽子を被っているのだそうです✋
 
(ちなみに、出家された人も別です。)
 
 
 
なので『土蜘蛛』や『葛城山』に出てくる
 
源頼光さんは体調がよろしく無くても
 
ご機嫌伺い(お見舞いの事)にやって来る
 
家来達の手前、烏帽子を被っているそうです。
 
 
 
こうしてみると、
平安時代の風俗も面白いところがありますよね(*´ω`*)
 
 
P.S.
確か、
ヨーロッパの方でも貴族達が
人前に出る時には【カツラ】を
被っていた時代が有りましたよねー?(((*≧艸≦)