創意工夫!独自性!未来の家具屋、こらからの家具店が目指さなければならないこと・・・ | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

家具なびで住宅探訪しませんか?インテリアショップBIGJOY 「家具から始まる家づくり」をコンセプトとしたオリジナル家具・オーダー家具を提案するインテリアショップ。 コーディネート事例はBIGJOY独自の家具の配置術など家づくりに役立つ情報を発信してます

2021年も残りわずかとなりました。

2020年以降コロナ禍で

生活が変わり、仕事の仕方も

様変わりしました。仮にコロナが

収束してもきっとコロナ前には

戻らないだろうという専門家や

アナリストが多く発言しております。

 

私たち家具店も

少なからずコロナの影響があり

また、ウッドショックの影響や

Y・Z世代への消費の移り変わりと

今後も様々な困難が待ち受ける

事でしょう!

 

しかしながら、商いを細く長く

持続していくことが、社会に貢献する

事だと思い、これからも頑張って

行きたいと思います。

 

先日も「2021年を振り返る②」という

ブログの中で今年がターニングポイント

と書かせて頂きましたが

未来の家具店を思い浮かべると

“創意工夫”“独自性”

“オリジナリティー”という言葉が

重要であると考えます。

 

ここ10年ほどを振り返ると

インターネットで買い物をする

中古品をネットで売買するなど

リアル店舗へわざわざ足を運ばなくても

時間を無駄に使用しなくても

自宅にいながら、カフェでお茶しながら

買い物ができるという時代となったと

痛感しております。

それを新型コロナウィルスが

一層促進させたと考えます。

 

それゆえ、リアル店舗、実店舗の

存在意義が問われる時代となる

ように思います。

 

インテリアショップBIGJOYは

未来の家具店へ向けて

『考える家具店、考えている家具店

BIGJOY』へと、より一層舵を切らねばと

考えております。

 

今までの家具店は

家具の製造メーカー、デザイナーが

企画した商品を展示会などで選び

バイヤー、仕入れ担当者の目利きで

魅力的な商品を集め、お客様に

紹介することが主な役割でした。

 

しかしながら、家具製造メーカーや

デザイナーが企画した商品は

私が思うに、『道具として使うことに

対して問題意識があまりない』と

思うことが多く、「もっと消費者が

家具を使用するということに

高い問題意識をもって商品開発

してもらいたい」と思うのです。

 

考えている家具屋BIGJOYでは

未来の理想の家具店として

もっと使い方に問題意識を持ち

道具として使いやすい家具の提案が

できるSHOPを目指したいと

考えます。

 

このところBIGJOYが力を入れて

来たことは商品開発です!

独自な視点でもっと魅力的な商品を

開発したいと考え、ここ数年は

交流のある様座なメーカーと

家具について話をして

様々な商品開発に携わってきました。

 

例えば、こちらのソファはあるメーカーで

大ヒットしたそうですが・・・

このソファも私のアイデアで商品が

改良され、世の中の多くの方に指示され

購入されているソファとなります。

 

 

当初はソファベッドとして開発され

展示会で紹介されていた商品でしたが

私がアドバイスをしたのが

「ソファベッドはベッドとして使用する時だけ

座面をフラットにするものですが

ベッドとして使用するように座面を広く

した状態で、背もたれが残って

その背にもたれられるようにしてほしい」

と・・・

 

ソファベッドを後発で出す以上

今までのソファベッドの固定概念を覆す

逆の発想で考えませんか?と

メーカーと話しました。

 

逆の発想とは

「従来のソファベッドは普段はソファとして

使用し、ベッドとして使用する時だけ

座面をフラットに使用するものですが、

逆の発想は初めから座面を広くし、

家族みんなで足を投げ出してソファで寛ぐ

というものとし、ソファ前を広く使用したい

時だけ普通のソファに戻すという考え方

です。つまり背もたれ付きベッドのような

状態を日常で使用するという考え方

なのです」

 

 

家具を使い方の視点から考え
従来のソファベッドの発送ではない
新しいソファベッドのあり方を
創造したこととなります。
 
インテリアショップBIGJOYは
このように使い方の視点から
理想的な家具を企画することが
未来の家具店にとって
重要であると考えます。
 
2021年はBIGJOYが理想とする
ソファのあり方を実現した商品を
開発しました。
 
それが・・・
 
『ソファの床』です!
 
 
上の写真のような小上がりの畳
コーナーをソファで提案したかった
のです!

 

 

畳コーナーとデスクを合わせて

提案されるように

上の写真のように『ソファの床』と

デスクが併用できるように・・・

 

 

高さ70㎝のデスクと『ソファの床』が

併用でき、さらに高さ70㎝の

ダイニングテーブルと『ソファの床』が

併用できるよう、ソファの座面の高さを

椅子の座面の高さと同じにする

提案がしたかったのです。

 

小上がりの畳コーナーは

デスクと併用するために高低差40㎝

とするのに

これがソファという固定概念となれば

座面の高さは38㎝前後となり

椅子の座面高42㎝よりは数センチ

低くなるため、デスクとの併用は

難しくなります。

 

ソファの座面の高さは38㎝前後

にしなければならない!!という

固定概念に縛られることなく

自由な発想で考え、

ソファに腰かけて足を床につけて

使用するものという考え方ではなく

ソファの上で床に座るような

姿勢で寛ぐという考え方があれば

『ソファの床』という考え方は

成立すると思うのです。

 

 

そんな『ソファの床』は86㎝モジュールで

サイズを合わせているので

使い方に合わせて様々な形に変化する

ことができます!

また、足の長さを変えれば

普通のソファとしても使用できるため

10年、20年とその家で住み続ける

事を考えれば、様々な生活様式に

対して対応できるソファでなければ

ならないと考えるのです。

 

そんなソファというアイテムを

独自の視点で商品開発し

様々な家具の配置を可能とする

創意工夫ができる商品と

したかったのです。

 

 

私たちが考える

未来の家具店とは

『道具の使い方に対して

高い問題意識を持ち

様々な生活に対応することが

できる“家具”を作ること。

また、そんな商品開発を

BIGJOYが自ら行うこと!

そんな点を重要視した

未来の家具店を目指していきたい』

と考えます。

 

最近、BIGJOYが商品開発に

携わった家具がこちらです!

 

 

このテレビボードの最大の特徴は

『壁掛けテレビ対応型のTVボード』

である点です。

上の写真のように、テレビボードの上に

テレビを乗せる場合は

AV機器とテレビをつなぐコードを

テレビボードの中につなぐため

テレビボードの背面に“サクリ”加工を

施します。

 

 

しかしながら、壁掛けテレビの場合は

壁の中にコードを通すため

テレビボードの天板面にサクリの溝が

あったり、コード孔の穴が開いていては

テレビが宙に浮いているので

穴がかっこ悪く、目立ってしまうのです。

 

そのため考えたのが

“サクリ“加工の部分を取り外し

することが出来れば・・・

 

 

穴や溝がないテレビボードとなり

壁掛けテレビの下に設置しても

かっこよさが維持できると考えました。

 

 

こんな家具もデザイン重視という

考え方ではなく、従来のテレビボード

の仕様と同じ規格とするのではなく

壁掛けテレビの下に設置できる

テレビボードとして商品開発しました。

 

しかしながら、かっこいいテレビボード

であれば、壁掛けテレビ専用のテレビ

ボードというのではなく、

従来の使い方、テレビボードの上に

テレビを乗せるという使い方にも

適応する商品としたいという

思いを実現した家具となりました。

 

現在進行形の商品開発は

『チェスト』です!

従来のチェストは幅90㎝、幅105㎝

幅120㎝と今までの商品に習って

サイズが決められておりました。

しかしながら、私が考えた理想のチェスト

は幅100㎝、幅120㎝としました。

そのサイズは・・・

シングルベッドの幅、セミダブル

ベッドの幅に合わせて設計し

ベッドとチェストを背合わせして配置が

できるよう考えました。

 

お子さんの部屋は6帖ほどが多く

6帖の子供部屋は長手方向が3m50㎝

ほどあるため

長さ2m10㎝のベッドと

奥行き40~45㎝のチェストを

背合わせしても

総幅は2m60㎝ほどとなり

有効寸法3m50㎝のお部屋ならば

残りが90㎝となるため

クローゼットの扉の開け閉めする

スペースを十分に確保でき、

チェストの引き出しを開け閉めする

スペースも確保することができます!

 

長手方向を効率よく活用するために

ベッドのヘッドボードとチェストの背を

合わせるという、

今までにありそうでなかった

家具の配置が実現できるよう

考えております。

 

そのために必要なアイデアとして

チェストの背面をきれいに

しあげる!

家具を間仕切りとして使用できる

つまり、“家具の壁”ができる

チェストを開発中です!

 

引出の内寸を洋服のたたみ方

から考え、洋服の収納の仕方から

引出の内寸を考え、

外形寸法も使い方から考えた

理想的な収納家具を提案できれば

と思います。

 

従来のチェストは

いままでの作り方、企画に習って

ある意味固定概念い縛られた

家具ばかりなのではないでしょうか?

よっぽどプラスチックの衣装ケース

の方が、引き出しの内寸や外形寸法

に対して問題意識を持ち開発されている

のではないでしょうか?

 

私たちBIGJOYでは

独自の視点、創意工夫ができる家具の

配置術を可能とする商品を

一つでも多く開発し、

皆様にご紹介できる家具店と

なるべく、日々努力をしていきたいと

思います!

 

皆様の暮らしがより良くなるための

家具を一つでも多く紹介できるよう

2022年以降も頑張っていきたいと

思います。

 

少しでも多くの方にBIGJOYを

応援して頂けるよう

努力し続けたいと思います。

 

コロナ禍ではありますが、

関西圏や首都圏のお客様が

ご来店頂けるのは

とてもうれしく、今後も何とか

頑張っていきたいという思いが

してきます。

 

なかなかコロナ禍、コロナ後の

商いは厳しいと思いますが、

そんな遠方よりお越しいただける

SHOPで居続けられるよう

頑張っていきたいと思います。

 

今後のBIGJOY、考える家具屋BIGJOY

をどうぞご期待ください。

 

2021年も応援ありがとうございました。

 

 

新年は第1木曜日が定休日なので

1月7日金曜日より営業開始となります。

よいお年をお迎えください。