茨城県つくば市の北欧家具hisaguです。

あっという間に9月も半ばに差し掛かりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

真夏のような入道雲がモクモクと成長しています。

 

もうすぐ会期の終わりに近付いたので、汐留にあるパナソニック美術館で開催されているポール・ケアホルム展に行ってきました。

個人的に木が好きで、金属の印象が強いケアホルムの家具に触れることはあまりなかったのですが、折角の機会なので行ってみることに。
金属と革の組み合わせなど、自分が持っているケアホルムらしいイメージの家具ももちろんあったのですが、アッシュやメープルなど白木を用いた家具もあって、とても新鮮な気持ちでケアホルムの重要作品が見れて良かったです。

素材を活かすためのデザインなのか、デザインを活かすための素材なのか自分では見切れませんでしたが、良質で厳選された素材とケアホルムのデザインがあって時代を超えたミニマリズムが体現できるのかなと思いました。

 

一番印象に残ったものは何かというと、木を使ったものではなく金属を使用したPK25、通称”エレメントチェア”でした。

一枚のスプリングスチールを割いて脚部と座枠を形成するという無駄のなさと、フラッグハリヤードロープを使用することで軽妙な印象になるという、異素材の組み合わせの妙を感じました。

いつか取り扱ってみたい印象深い一脚です。

 

さて、今週のhisaguについてご報告します。

今までダイニングスペースにあったハンス・ウェグナーのダイニングテーブル"AT315"

を分解して、

 

今週はBørge Mogensen『Round Oak Dining Table』Model 141を組み立てて、ウェブサイトに掲載しました。

円形の天板と円柱の大きな脚部が印象的なダイニングテーブルです。

 

綺麗な杢目のオーク材が使用されています。

 

天板の縁は厚みのある無垢のオーク材で縁取られていて、杢目が変化するので見応えがあります。

 

天板中央を開いて、格納されている2つ折りの追加の天板を取り出し、

 

中央にはめ込むことで、幅110cmの天板が幅153cmに拡張されるので、来客にも対応可能です。

 

天板と脚部が丸く、ともすれば甘くなりそうですが、幕板と脚部を止めるボルトの外側は真鍮のキャップがはめてあり、テーブルの印象をキリリと引き締めています。

 

Yチェアとも相性の良いデザインと使い勝手の良さが両立しているテーブルです。

 

こちらはペンダントランプを点灯したバージョン。

是非、店頭にてご覧いただければと思います。

 

日中は真夏のように暑いのですが、18時頃になると外は薄暗くなるので、季節の移り変わりを感じます。

今週も北欧家具hisaguをご利用いただき誠にありがとうございました。
明日月曜日は祝日なので10時から営業しています。

また来週も当店を宜しくお願いします。

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週刊『北欧家具hisagu』のバックナンバー

https://ameblo.jp/kagu-hisagu/themeentrylist-10102931113.html

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北欧家具 hisagu
茨城県つくば市高野台3−8−13
HP: https://kagu-hisagu.shop-pro.jp/
実店舗オープン:土日祝日 10:00〜18:00
        平日:ウェブサイトのお知らせと営業日カレンダーをご参照下さい