茨城県つくば市の北欧家具hisaguです。

今年もDavid Painのルバーブのタルトの季節がやってきました!

去年は人気ですぐ売り切れになって食べられなかったので、今年は朝1番に並んで手に入れることができました。

 

中身はこんな感じです。

甘酸っぱいルバーブとカリカリのタルト生地の組み合わせがとても美味しかったです。

 

勉強と興味のために笠間の茨城県陶芸美術館の企画展”魯山人クロッシング”に行ってきました。

 

魯山人といえば織部の俎皿のイメージですが、実物を見るとどんな料理に合わせると器も料理も引き立つのだろうかと考えてしまいます。

向かって右側にマツムシが彫ってあるのですが遊び心があっていいですね。

 

渋い徳利。

作陶を始めたのは30代と遅く、轆轤などの技術面では他の作家や職人に追いつかない事を知っていた魯山人は、優れた各地の職人を招き入れ、職人が下ごしらえした形に最後に手を加えて自身の作風に仕上げるという方法で制作していたそうです。

このようなデザインと制作を分けるというスタイルは、スウェーデンのグスタフスベリ社やフィンランドのアラビア社のアーティストたちの手法に似ているように感じます。

また、”温故知新”や”座辺師友”という考えを重視し、古陶磁器を手本として感じ取ったものを吸収し、自己流に消化して作品づくりをしていたようで、こちらもハンス・ウェグナーの家具デザインに見られるリ・デザインに共通する考え方だなと思い、過去から学びとる事の重要性を感じました。

 

漆器も素晴らしいものを制作していたようで、どんな料理がどのように盛り付けられていたのかと、とても気になりました。

 

今週は新着としてウェブサイトにHans Wegner の『Valet Chair』を掲載しました。

 

手前に引き上げた座面にパンツを吊し、背もたれにはジャケットを掛け、座面下の収納部に時計などの小物を収めることができるという座るというよりも整える事を目的としたユニークな椅子です。

 

フレームはメープル材が使われていて、独特の光沢が見られます。

向かって右側の背もたれにはバーズアイと見られる鳥の眼のような貴重な杢が表れています。

 

また脚部にはリング状のカーリー杢も見られます。

 

材の接合部にはウェンジ材が使われ、黒色が良いアクセントになっています。

 

この一脚でメープル材の貴重な杢を複数見ることができますので機能面も含めて是非店頭にてご覧いただきたい椅子です。

 

雑貨の新着としてウェブサイトにLisa Larsonのペキニーズを掲載しています。

あまり見ない犬種ですが、丸い眼で見上げている可愛い犬です。

 

お尻もとても可愛らしいですね。

 

今週もhisaguをご利用いただき誠にありがとうございました。

また来週も当店を宜しくお願いいたします。

 

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週刊『北欧家具hisagu』のバックナンバー

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北欧家具 hisagu
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HP: https://kagu-hisagu.shop-pro.jp/
実店舗オープン:土日祝日 10:00〜18:00
        平日:ウェブサイトのお知らせと営業日カレンダーをご参照下さい