茨城県つくば市の 北欧家具 hisaguです。
何だかどんどん寒くなっている気がします。
先週の土曜日はもの暑かったのに落差がすごいです。
さて、今回は先日HPに掲載した商品のご紹介です。
前回は、Arne Vodderのイージーチェア 『AV-53』でしたが、今回はアームチェアのご紹介です。
デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner ( ハンス・ウェグナー )のCH-24、通称『Yチェア』です。
1950年にデザインされたYチェアは、ウェグナーが中国の椅子をリ・デザインした椅子で、現在に至るまで生産され続けているほどのヒット作です。
何度かのマイナーチェンジを経て現在のヨーロッパ仕様になっていますが、現在のモデルは初期の頃に比べて背もたれの角度が異なることでアームの角度も変わっています。
また耐久性をあげるためにパーツが太くなっていて、シートハイも高くなっています。
ヴィンテージのモデルと現在のモデルは細部が異なっているので、ヴィンテージを求める方も多く奥の深い椅子です。
使い込まれたフレームも味わいがあり、ボーエ・モーエンセンの『J-39』と並んでヴィンテージ家具の魅力に引き込まれる入口のような椅子だと言えます。
座面はペーパーコードなので、軽いのもこの椅子の特徴の一つでしょうか。
ハーフアームも立ち上がりの時にしっかりと機能します。
座面は新規に張り替えているので、テンションのかかった状態です。
これから座る人に合わせてじんわりと馴染んでいきます。
カールハンセンのステッカーは剥がれていますが、カールハンセンの製品管理方である数字とアルファベットの組み合わせがあるので1960−70年頃の個体と思われます。
雑誌などでよく見る椅子ですが、名作と呼ばれる理由がたくさん詰まっているので、ぜひ座っていただければと思います。
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北欧家具 hisagu
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