茨城県つくば市の北欧家具hisaguです。
ぽかぽかと暖かい陽気ですね。
つくばは桜が満開で絶好のお花見日和です。
さて、前回の新着紹介ではOle Wanscherの『Colonial Armchair』をご紹介しました。
今回は、デンマークのデザイナーJohannes Andersen（ヨハネス・アンダーセン）のチェアをご紹介します。
「 Juliane 」と呼ばれる椅子です 。
ジュリアンヌと呼ぶのでしょうか、女性の名前のようですね。
丸みを帯びた背もたれの造形が優しさと上品さを感じます。
質の良いチーク材が使われていて、杢目が素晴らしいです。
背もたれは左右と上下方向の３本のパーツで構成されていて、それぞれ木目の方向が異なっているので見る角度によって木目が強調され飽きることなく眺め続けれます。
この角度の背もたれの造形がプレッツェルみたいでチークの赤褐色と相まってとても美味しそうに見えますね。
座面は幅が広くデザインのポイントになると思われたので、素晴らしいチークの質感に負けないようにヨーロッパ製のターコイズブルーの生地で張り替えました。
座面と木部フレームのバランスが取れていてとても良い雰囲気です。
細かい織りのなかに黄味がかった色も混じっていて決して一色と呼べない複雑な色味をしています。
カーブした背もたれがしっかりと背中を支えてくれるのでとても座り心地の良い椅子です。
また、座面が広めなので姿勢を変えやすいのも座り心地の良さの要因の一つだと思います。
４脚ありますのでセットで揃えるか、お気に入りの一脚を見つけていただければと思います。
読んでいただきありがとうございます。
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このテーマの記事一覧
・Ole Wanscher『Colonial Armchair』
・カイ・クリスチャンセン『Rosewood Bookend』
・ポスター PPモブラー『Hans Wegner Chairs』
・ポスター Poul Henningen 『PH Kontrast』
・建築家の椅子 by Svenn Eske Kristensen
・Rud Thygesen 2シーター ソファ（12/01）
・1941年撮影のフィン・ユールのPoetとイージーチェアの写真
・ハンス・ウェグナーのオットマン『GE375S』チーク（10/27）
・新着: Børge Mogensenのダイニングテーブル（10/5）
・Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen テーブル
・Nanna Ditzelのラグとポスターセット（９月15日）
・新着：Le Corbusierの展示会ポスター（９月８日）
・８月１２日：ハンス・ウェグナー アームチェア 'JH525'
・20170719：Ole Wanscher 'Senator easy chair'
・20170713：ナナ・ディッツェル Pot chair & sofa
・20170706：ハンス・ウェグナー Magasin Du Nordの椅子
・20170621：ハンス・ウェグナーCH30＆ボーエ・モーエンセン デイベッド
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