野良猫 | 発達アンバランス症候群 頭はガラクタ 心は玩具

発達アンバランス症候群 頭はガラクタ 心は玩具

 26歳でパニック障害になり治癒せず苦しみながら

 50歳でAS・ADHDと診断される(パニック障害ではなかった・・)

 それまでの生き方とこれからの生き方を綴るブログ

 

               祖父の家に泊まる


               祖父は先々月他界した


               祖母がなくなってから11年


               妹が祖父と共に住むようになった


               父の命令で



               祖父が他界して久しぶりに訪れた


               妹は彼氏の家に泊まることが多く


               ここに帰ってくることは少ない


               祖父は晩年


               野良猫のエサやりを日課にしていた


               妹があまり帰らないため


               猫は祖父の家でくつろぐ



               祖父が毎日いたころは


               猫も毎日エサを貰える安心感から


               たまに遠出して帰ってこない日もあった



               しかし祖父が亡くなり


               妹が帰宅しない日々が続くと


               猫はエサを求めて毎日祖父の家に来るようになった



               たまに祖父の家に行くと


               猫がこれでもかと鳴く



               エサが何時貰い得るか分からないからだろうか


               人間がいる時


               お腹一杯になるまで泣き続ける



               今日も同じ


               ただ違うのは今日はお腹が一杯になっても


               何処にも行かない



               玄関に座ってる


               名もつけてない野良猫



               祖父の死を知っているのか


               エサに恵まれなくなるから


               ここぞとばかりに張り付いてるのか



               お前の鳴き声は祖父に届いているのだろうか


               灰になっても


               鳴き続けるな野良猫


               優しかった祖父の顔を思い出すじゃないか


               私と妹の将来を心配し続けた祖父


               何も祖父孝行できなかった


               血の繋がりもないもに


               本当の孫として可愛がってくれた祖父


               私はひとり祖父の家で眠る


               涙をこらえながら