GW も前半が終了したところですが、今日は飛び石で仕事の方もいれば、
 世間でよく言われる 10連休で、GW もまだまだこれからという方もいるでしょうね。

 本ブログへの投稿を担当している 5253 祭り実行員のメンバーもふれていますが、
 やはり同じ九州で起こった災害として「熊本地震」については、その後の経過も含めて
 すごく気になっています。

 私自身、実は「フードバンクかごしま」という団体を通じて、ささやかながら現地へ飲食料品の供給を支援しているのですが、このフードバンクかごしまの支援活動を通じて入ってくる現地からの情報について、いろいろと思うところがありました。

 ◆支援のカタチ
 一言に「支援」と言っても本当に様々な支援のカタチがあると思います。
 現地が被災した直後に様々な物資を現地に届ける方々、ボランティア募集開始に伴って現地入りしてボランティア活動で支援する方々、アンテナショップに行って熊本・大分産の特産品などを買うことで間接的に現地を支援する方々、自粛ムードがかえって現地に悪影響(一例)を与える事を危惧して被災地や被災者の事に想いを馳せながら経済活動を回す方々…
 SNS 上でも議論をよく見かけますが、この「被災地や被災者の事に想いを馳せながら」があれば、ほぼ全て「支援」だと考えますが、皆さんはいかがでしょうか?

 ◆支援のタイミング
 前述の内容に関連しますが、これも難しいな…と感じました。
 私は個人的な感情として、東日本大震災の時に現地へ支援に行けなかった事をすごく悔やんでいます。なので、今回の熊本地震が発生した直後にすぐ現地入りしようかと思い、熊本県警にいる大学時代の友人・知人に連絡をとったところ「今(発生直後)はまだ、人命救助や救出が最優先だから、気持ちは嬉しいがプロ(自衛隊・警察・消防・専門の支援団体 etc)に任せてほしい。必ず一般人の支援が必要な時が来るから、その時まで待っててくれ」と諭されました。
 そう言われて、自戒も込めて思ったのが「現地の役に立とうという気持ちがない支援は当然支援にはなりませんが、逆に現地の役に立つ力を持たない支援もまた支援にならないかもしれない」という事です。はやる気持ちもありますし、すぐに行動することも一つだと思いますが、今の私は適時を見計らって必ず現地入りしようと思っています。

 5253 世代は一般的には世間の事も概ね分かりつつあり、人脈も知恵もあるので、やろうと決意すれば本当に様々な事をする力がある世代だと思います。今回の被災地支援においても、それぞれが考え、決断した支援のカタチとタイミングを大切に、同じ九州で生きる者として少しでも力になれればいいですよね…これこそ「お互い様」の精神だと思います。

                              5253 祭り実行委員の菊永より

救いの手