読了リストの整理など終わりました | 世界文学登攀行

世界文学登攀行

世界文学の最高峰を登攀したいという気概でこんなブログのタイトルにしましたが、最近、本当の壁ものぼるようになりました。

このブログは、本を読んで感想を書くということをしています。
そして、主に自分用索引になってしまうのですが、過去に遡ってブログを見るということもあまりないので、読了日ごと、また、ジャンルごとに、読了のタイトルはリスト化して、そこから記事に飛べるようにしていました。
ただ、ちょっとめんどくさくなってしまって、2年くらい更新をさぼっていました。

今回、過去の投稿記事を元にエクセルで整理したら、前やっていたよりもスムーズだったので、今後は労力もかけずに、1ヶ月に1回くらいは更新していけるかなと思います。
さて、そういうブログの整理を久しぶりにしながら気づいたことをいくつか書いてみます。

このブログは2014年2月17日再開ということになっています。
読書ブログをはじめて2年くらい試行錯誤して、1度方針を決めて再スタートを切ったのがこの日のようです。
いつの間にか10年書き綴っている計算になります。十年一剣を磨くなんて言うけれど、自分のことながらすごいことだなあと思って。
記念すべき10年目、というものはいつの間にか過ぎてしまっていたわけですけどね。

2024年2月17日までの累計読了数は510冊。1年平均は50冊を越えました。
読めた時期も読めていない時期もあったけれど、週1冊くらいのペースで継続して読んでいたようです。

2014年2月18日の記事には「『死ぬまでに読みたい本』リストを順番に読んで行こうと思ってましたが、そういう規則的な読書は自分にはできないとわかったし、長編を読み終わらないと次に行けないとなると、1年間そればかり読んでいたなんていうことにもなりかねないので、好きな本から読んでいくことにします」なんて、今の自分とは真逆の読書方針を採用していたらしく、そんな時期あったんだね、とすっかり自分のことなのに忘れてしまっていました。
「死ぬまでに読みたい本」は本日までにリスト順で、47作品85冊。全体からするとやっと3分の1が終わったところで、遅々として進んでない気もしていましたが、この中には、トルストイやドストエフスキーの大作も含まれていることを考えると、重い読書も含めて読み切っているんだなと思いました。

2016年7月に突如はじまった、中公新書マラソンですが、刊行された分は全部読むぞという意気込みに比べたら、全然読めてないわけですが、それでも、164冊読みました。
自分の認識だと100冊は越えてたはず、くらいだったから、これはとてもうれしいですね。
今回、リストの本を上からざっと眺めてみたら、1冊1冊、これはこんなことを考えたとか、こういうのがよかったとか、タイトルだけで感想が思い浮かびます。読書が読み捨てになってしまうのが怖くて毎回苦心惨憺たる思いで、感想を綴っているわけだけれど、ちゃんと自分の中に積みあがっているし、血肉になっているような気がしました。

最近は、仕事で使うような専門書のジャンルと、それ以外の広範なビジネス書のジャンルを設けました。
専門書もこういう風にカテゴライズすればいいのかという部分も見えてきたので、たくさん読んでいきたいなと思います。

去年は、ちょっとした試験を受けなければいけなくて、ああいうペーパー試験は年齢があがれば不利になるに決まっているから、受ける前からかなりびびっていたし、ナーバスになっていましたが、勉強をはじめてみれば、わかるし、書けるし、っていうのに驚きながら、好成績で合格をいたしました。本を読んで書いてきた努力の蓄積が自分で思ってたより、大きいものだったんだなと改めて実感します。
今日のブログは完全に手前味噌な内容になってしまいましたが、加齢による体力の衰えとか、脳の衰えとか言ってないで、次の10年に向けて、1日1日を実りある読書ライフのためにチャレンジしていきたいと思いました。