『風邪は万病の元』
と昔からよくいわれます。
風邪のような些細な病も、
放っておくとさまざまな病気に
転じることをさします。
風邪とは⁈
そもそも風邪は単一の病原体による
1つの病気ではなく、
咳・くしゃみ・発熱・鼻水・悪寒・頭痛などの
諸症状を示す「かぜ症候群」で、
さまざまなウイルスによる感染が原因です。
そのウイルスの種類は、
200種類以上にもなるそうです。
そして、風邪をひくと私たちの身体の免疫細胞
がその風邪の症状を引き起こす原因となる
ウイルスをやっつけようとして働きます。
免疫の働きは大変複雑な仕組みで、
身体に入ってきたウイルスなどの
敵の種類を正確に見極めて、
さまざまな種類の免疫細胞が連携して
敵に立ち向かっていきます。
風邪は、早めの対応と
予防が大切です!
風邪は早い対応が一番大切
ウイルスは増殖がとても早く、
数時間単位でその数をどんどん
増やしていくからです。
「あれ~おかしいな??」と思ったら
すぐにあなたの症状にあった漢方薬を
服用して、風邪の3大養生法
《休養、保温・保湿、栄養》で、
対応いたしましょう。
そして、風邪をひかないように予防すること。
私たちの免疫細胞が活発に働くのは、
体温が36,5℃以上のときです。
ですので、免疫にとって
「冷え」は大敵
普段から冷え対策をしっかりしていくことで、
免疫が常に元気に働けるのです。
そのために必要なのが、「血流」です。
血液がしっかり循環することで
筋肉や細胞で作られた熱が運ばれ、
体温が維持されます。
つまり、血液循環がよくなることで
免疫が働きやすい環境を整えられ、
全身をめぐる免疫細胞のパトロールも
活発になります。
また、免疫の状態を知るひとつの
バロメーターとして「疲れ」があります。
睡眠不足・過労・ストレス過剰・
栄養のアンバランスなどで
疲れを感じているときは、
免疫の働きが低下している証拠です。
風邪をひきにくい
身体づくりを!
免疫がしっかり働くためには、
さまざまな要素が必要です。
私たちの体調が悪いと免疫細胞の
働きも弱ってしまいます。
① バランスのとれた食生活
② リズムのある生活
(睡眠を十分にとる)
③ 適度な運動
④ ストレスケア
といった生活習慣を保つよう
こころがけていきましょう。
そして、免疫がしっかり働けるように、
「血流」を応援しましょう!
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