秋におススメの果物に、
いちじくがあります。
それは、
乾燥が気になる秋の始まり、
身体に水分を補い
肺やのどを潤してくれる
果物のひとつだからです。
いちじくの名は、1日に1つずつ実が
成熟すること(一熟)から
つけられたそうです。
また、いちじくはクワ科で、
その果実の中に花があり
外から見えないため「無花果」と
名づけられたそうです。
生食以外に乾燥させたり、ジャム、
パンやケーキに練り込んだり、
スープやソース、ワインや酢の原料
となるなど、さまざまな利用法があります。
薬膳では、
いちじく 《甘味/平性》
体液を生み乾燥を防ぎます。
五臓の『肺』に潤いを与え、
のどの炎症や空咳など
を鎮めます。
胃腸の働きをよくします。
栄養素としては、
食物せんいをはじめ、
ビタミンB₁・B₂・Cなどのビタミン類
や鉄分、カルシウムなどを
バランスよく含んでいます。
ペクチンー水溶性の食物せんいが
豊富で、整腸して便通をよくする
働きがあります。
フィシンーいちじくの果実・茎・葉
から出る乳液には、
タンパク質分解酵素フィシン
が含まれています。
タンパク質の消化を促進する効能
があります。
いちじくは、鉄分が豊富で食べ過ぎる
と胃の負担になり、カルシウムとの
バランスが崩れ、大事なカルシウム
を排除してしまう恐れがあるので、
ほどほどに・・・
秋は乾燥が始まる時季
空咳や肌の乾燥、コロコロ便などの
症状が出やすい時季とされています。
そのため、
潤いを逃がさないための対策が、
大切です!
外からだけでなく、身体の中から
潤いを補いましょう
このような症状でお困りの方、
ご相談ください!
漢方相談は、店頭で・お電話で・
LINEからもできます。
下の詳細ボタンから、
【LINE・友だち追加】
してくださいね~