更新微妙なとこでずっと止めてしまっててすみませんでした
もう新聞やネットで詳しいこと書かれてたので知ってる方も多いと思いますが・・・
(福岡へ帰ったらすでにうちのおかんも知ってて吃驚しました。)
いろんなことが起きました、代々木公演。
頭がついていけなくて未だにあれは夢だったかのように思えるんですが、
参加された方々のブログを読みながらこみ上げてくるモノに、事実だったんだと実感させられます。
まるで一つのドラマを見てきたようなそんな気持ちです。
9月23日、代々木第一体育館前。
15:40頃、スタッフさんのアナウンスによって開場待ちしていたファンにざわめきが起こりました。
『只今メンバーの一人がリハーサル中にケガをして治療に行っているため開場が遅れています』
『開演時間は17時以降を予定しております』
そういえばさっき救急車走ってったよね、とか
涼ちゃんがブレイキンはりきりすぎちゃったんかな、とか
てか開演するって大丈夫なの?とかもう一気に不安が駆け巡りました。
とりあえず16:00前に開場して中へ。
開演が遅れるからか元々そうするつもりだったのかわからないけれど、
会場の中では1st messageからPRIME OF LIFEまで(多分)の曲が流れていました
16:30頃に再びアナウンスが。
『メンバーは病院から戻ってきて、今開演に向けて準備しています』
客席からは拍手。
手術とかまでにはならなかったのかな、と少しだけほっとしました。
17:00。
会場中に漂う緊張感。
みんなの不安な想いからか、いつもの開演前より客席が静かな気がした。
と、唐突にステージ上にピンスポ当てられてマイク持ったお偉いさんが登場。
まず開演が遅れた事に対しての謝罪がありました。
そして結論。
緒方龍一、左足首の靭帯損傷。
『メンバーの龍一君が怪我をしました』
『今立っているのがやっとの状態です』
『本人の強い希望で強力な痛み止めを打って公演することに決めました』
『まだ精密検査していないから怪我の状況はわかりません』
その方がはけた直後、一気に暗転。
客席からは龍一くんの名前を呼ぶ不安混じりの声がたくさん響いてた。
そしていつもと変わらず開始されるライブ。
そう。いつもと変わらず・・・龍ちゃんは踊りまくってるわけです!!!
あの姿見た瞬間、涙があふれて止まらなかった・・・(;ω;)
いつものように…いや、いつも以上に体全体で踊りまくっている龍ちゃん。
『立っているのがやっと』
『強力な痛み止めを打って』
龍ちゃんを目で追いながら、その言葉が頭の中を反響します。
スクリーンに映った龍ちゃん、すでに汗の量がすごかった。
痛み止め打ったってまだ辛いよね…と、観てるほうも苦しかった。
メンバーも心配なのか、踊りながらもちらちらと龍ちゃんの様子見てました。
でも当の本人は「ケガなんかしてないよ!」って思わせるぐらいに踊りまくってたの。
その後も「心配しないで」って言ってるみたいに、
笑顔絶やさず投げキッスしたりピースしたりしてみんなを安心させようとしてくれてた。
ああ。本当にこの人は私達のためにこのステージに立ってくれたんだな、ってすごい思った。
自分の体犠牲にしてまでも今日やりたいって決断したんだなって。
そしたら自分も精一杯の応援で応えてあげないといけない。
最後までしっかりとこのステージを見守らなければ
涙はしばらく止まらなかったけど、そう強く想って声援代わりの手拍子を送りました。
十六夜での手拍子、温かったね。
最初のMC。
涼「開演が遅くなってしまってすみませんでした」
続いて慶太さんも謝り、自然と龍ちゃんに流れが…
龍「あ~…俺どんな雰囲気で喋ればいいか全然わかんねぇ」
慶&涼「(笑)」
龍「あ~…うん、えーっと…ちょっ……みんなテンパるなよ~!」
慶「1番テンパってるのあなたでしょ!(笑)」
いつもみたいに慶ちゃんがぺしっと龍ちゃんの頭を叩く。
ここで初めて緊張と不安で張り詰めていた会場に笑いが。
慶「迷惑おかけしましたけど龍一くんも今日はパフォーマンスをやるということで」
拍手。
MCは所々で笑いもとりつつ、リアルな心境をそのまま喋ってくれました。
慶「ほんとはいろんな人にねぇ、やめときなよって・・・まぁ、僕も含めなんですけどね。
でも龍一くんがどうしてもやりたい!と。」
龍「アドレナリン出てるから!」
慶「逆にこういうときの方がやってやろう!って思うでしょ?
こういうときのw-inds.の結束力は凄いですからね!」
龍「今日は奇跡が起こります♪」
そして本編はバラードナンバーが続き、ダンスコーナーへ
今年の龍ちゃんのPOPPIN'好きです。
個人的にはアクロバットよりも好きでした。
渋くてかっちょいいんだけどかわいさがあるんだよね。龍ちゃんがやるからw
それに今回の件があったからこそPOPPIN'選んでよかったよな~って
勿論POPでも痛いのには変わりないけど、ソロでHOUSEとかにしてたら完全に足壊れてたんじゃ…
恐ろしすぎる
今回まさかの新曲2曲(両A面)も披露してくれました♪
ダンスナンバーの"踊るw-inds."と、バラードナンバーの"歌うw-inds."。
ダンスナンバーの【CAN'T GET BACK】は振りが激しいから、今回のケガでやらないつもりだったらしいけど・・・
龍「やっちゃいます!新曲!」
ファン「キャー!!!」
龍「さっきダンスコーナーで慶太がソロでズチャッチャ♪ってやってる頃に「やっぱやりたい!」って思っちゃって」
慶「裏で新曲やりますって伝わってってたね」
龍「で、涼平がソロ出てく直前に、「ねえ!やってもいい!?」って聞いたら
涼平が「あああああ、あとでっ!」ってズンズンチャッ♪って飛び出していきました」
全員「(笑)」
これがめちゃめちゃかっこよかったんです
細かい振りまでは確認出来なかったけど、全体の雰囲気とか構成とかかなり・・・!
イントロとアウトロに時計の秒針音が入っててドキドキ感が上昇します。
バラードナンバーの【Everyday】はメロディーが綺麗で包み込まれるようなやさしさを感じました。
この時にシャボン玉の演出があって、なんか…言い方がちょっとクサイけど、『美しかった』です
これは2曲とも発売したらいろいろと語れそうだな♪
まだちょっと先だけど。楽しみ!
どっかのMCで龍ちゃんが語ってたエピソード。
龍「さっき病院で車いすに座って待ってたら、ヤンマガ拾いました」
ファン「(笑)」
龍「こうやって座ってて、ふとこの辺(下のほう)に視線落としたら「はっ!ヤンマガだ!(嬉しそうな顔)」ってw」
涼「貰ってきちゃったの?」
龍「いや、ぱらぱらって読んだだけ」
この時はみんな笑ってたけど、後から考えたら実際病院にいる間も龍ちゃん不安だったんじゃないかなぁと思う。
車いす座ってヤンマガ手に取りながらも、頭ん中いろんなこと考えてたんじゃないかな。
全然違ったらそれはそれで大物だけど(笑)
ライブ中、龍ちゃんは足ひきずりながらも過去最高ってぐらいに頑張ってました。
それプラスちゃんとメンバーが支えている部分も頻繁に見えて、w-inds.のおおきな愛を感じました
龍ちゃんへの視線や態度や言葉がめちゃめちゃ優しすぎる慶太さんだったり、
花道歩くときの龍ちゃんの歩調に自然と合わせてる涼平さんだったり。
ダンサーさん達もすっごいフォローしてるのわかった。
本当にw-inds.crewの絆って半端ないですね!素敵な仲間!
そして最後の最後の挨拶はw-inds.の歴史に刻み込まれる名言だと思います。
慶「本日は1時間遅れて始まってしまいましたけど、 無事に僕達のパフォーマンスをする事が出来ました!」
会場「(拍手)」
慶「始めは中止にしようかという話も出ましたが・・・
中止にして万全な状態でパフォーマンスをする事がプロなのか、
それとも怪我した中で 一生懸命パフォーマンスをするのがプロなのか…
僕達にもどっちか分かりませんが、
僕達はこうして1時間もおしても待っていてくれてるファンの皆さんのためにステージに出ることを選びました。
皆さんの前でパフォーマンスをしたいという強い気持ち、 それを皆さんに分かって頂きたいなと思ってます。
龍一くんは今日本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
もしかしたらケガをしたほうがいいパフォーマンスができるのかも…!?と思うぐらい」
涼「かなりキレてたよ!今日!」
会場中が龍ちゃんに向けて拍手&歓声。
慶「今後もいろんな状況にぶち当たる事もたくさんある事と思いますが、
僕達は皆さんの気持ちに応えて 素晴らしいパフォーマンスでその答えを出していけたらと思っています。
今日は本当にありがとうございました!」
そして龍ちゃんが慶太んに飛びついて…ハグ~
ぶらーんってぶら下がって親子みたいやったw
その後涼ちゃんともぎゅぅっとハグしてました
素敵っ(*^▽^*)
慶「これから休息をとってしっかり治すので心配しないで・・・大丈夫ですね?」
龍「(怪我した左足にマイクを向けて)大丈夫かっ!?」
ファン「(笑)」
慶「大丈夫ですね?心配なさらずに(^-^)」
花道を背に通って戻っていく3人。
慶「夏が終わっちゃうよ~!」
龍「もう振り向かない!惜しまないっ!」
涼「バイバイ!本当にありがとう!また、来年もここで会いましょう!」
打ち始めるとついつい止まらず長くなってしまいますね。すみません
感想というよりレポといった感じになっちゃったけど、これでもほんの一部です。
文章だけでは伝えきれない感動がもっともっとあった。
ほんとに凄いなって思ったのは、
龍ちゃんケガしているにも関わらずMC中も一度もステージ外さなかったんですよね。
最後には謙虚に挨拶してくれたけど、あの日逢った3人は間違いなく『プロ』でした。
このライブは絶対に評価されるべきライブだ!…と思っていたら、
嬉しいことにDVDにダイジェストで入れてもらえるようですね(感激)
嬉しすぎて泣きそう。
3枚組で値段ちょっと高いのなんて気にしない。
あの日の感動を思い出せば全然安いもんです!
今年も最高の夏をありがとう!!!
w-inds.だーいすき!!!!