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「よし、してやる。だが、最初から言えなかったお仕置きに最初はバイブでお前のイヤらしい姿を観察してからだ」

 

「あれは、あれは嫌いです!」

 

「だめだ。お仕置きを受けてからだ」

 

大西は脇に置いてある鞄からバイブを取り出した。それは紗代を何度かイタぶったお馴染みのバイブだった。

 

「手を突いて思いっきり尻を突き出すんだ」

 

「こんなところで」

 

「そうだ。ここで立ったままでバイブを挿入する」

 

「ああ、ゆ、赦して下さい……」

 

ホテルに連れ込まれ初めてバイブを挿入された時、紗代はイキ狂いになった。その時、大西は紗代に赦しを乞うように言われたのだ。

 

(絶対に言うものか)

 

紗代はバイブに狂って頭を振りながらも、その言葉を口にしなかった。

 

ところが、今まで絶対に口にしなかった、いや出来なかった言葉がすんなりとでてきてしまったことに紗代自身が驚いた。

 

陰湿で淫媚な調教という甘美な虐めで、心と身体はすっかり歪められてしまっていたのだろう。

 

「だめだ。普段、乙にすましている、お前の全てを曝け出してやる」

 

大西がブラを外すとたわわな乳房が揺れた。

 

「早くしないとコイツを尻の穴にぶちこむぞ」

 

「あああ、わかりました。言うことをききます!」

 

紗代は化粧台に手を突いて身体をのけ反らせて尻を突き出した。

 

うっすらと汗をかいた身体は美しいブロンズ像のようだった。自ら仕置きを受け入れる体勢になった紗代を大西は口元を歪めて見つめた。

 

ヴウウウウン!

 

バイブの耳障りな音が響いた。

 

「嫌がるくせに、お前はコイツの虜になっているだろうが」

 

鏡の中の紗代は眉を寄せて口をきつく結んでいる。

 

苦し気な顔が徐々に緩み、眉が上がり、唇を舐めて湿らせている。倫理の壁が崩れ落ち、本来の牝の顔が表れた瞬間だった。

 

振動が****の**を脅かし、理性を崩していく。