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KAGETORAです
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本日は、サロンで大人気の白磁、“セーブル風 Wハンドルカップ&ソーサー”に、やはり、フランス“セーブル窯”のデザインや色を模して作られました、生徒様の作品をご紹介させて頂きます
手描きコースご在籍の、Sさん の作品です
セーブルの“ブルー”と言えば、深いコバルト色のブルーが有名ですが、Sさんが作られたこちらのブルーは、“アガサブルー”と呼ばれる淡いブルーで、気品の高い色合いや、市場にあまり出回らない希少性とで、非常に人気があるようです
カップの表と裏の鳥は、セーブルでよく描かれている “色彩豊かな鳥” を描かれました
カップとソーサーと蓋の “お花の金盛り” は、アンティークのセーブルのデザインを元に、Sさんがアレンジされました
全てのアイテムに、金彩のスカラップも入れられましたよ
全貌をご覧下さい
アガサブルーに、カラフルな鳥と金彩が映えて とっても素敵です
カップの内側の金彩も、パキっと決まっており気持ちいいです
Sさんも、4月に開催した作品展に間に合うように…と、毎週通って仕上げて下さいました
そしてSさん…
実は 作品展の後にも、もう一客、こちら↓の作品を お揃いで作って下さいましたよ
“地の色” を「アガサブルー」⇒「深いブルーグリーン」にし、“カップの鳥” を「カラフル」⇒「金彩の “マット盛り”」 にて、もう一客仕上げられました
“お花の金盛り”は お揃いのデザインにし、すべてのアイテムに 金彩のスカラップ模様を入れられたのも、お揃いです
こちらは、カップの内側にも、金彩のスカラップ模様↓を描かれましたよ
(金液は二客とも、イタリアのマット金液を使っております)
~表と裏~
金の下の “盛り” だけで、鳥の 凹凸や毛並みを上手に表現しており、とっても素敵です
“絵の具のスポンジング” と “盛り” と “金彩” だけで作られた、素晴らしい芸術作品ですね
ただ…、
別々にお返ししたので、二客並べて写真撮影が出来なかったことが 今でも悔やまれます