凄いミラクル JR東日本東北-NTT西日本 第92回都市対抗野球大会2回戦 | kagetora

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2021.12.3 東京ドームにて第92回都市対抗野球大会2回戦 JR東日本東北7-6NTT西日本を観戦しました。



【N】西川、喜多川、宅和、大江、吉元、吉川-辻本
【J】竹本、櫻糀、松葉-園部
【本】中村、山田(N)
【二】鈴木聖2、金沢、石井(J)、早野2、平良、中村(N)

<得点経過>
【2回表・NTT西日本】
先頭の早野ツーベース、犠打で1死3塁。山田の犠飛で早野生還、1点先制。
【2回裏・JR東日本東北】
1死後安西ライト前ヒット、内野ゴロで2死2塁。小山ライト前ヒットで2死1,3塁。金沢のツーベースで安西生還、1点返し同点。
【3回表・NTT西日本】
先頭の中村のソロホームランで1点勝ち越し。
【4回表・NTT西日本】
先頭の早野ツーベース、続く長田ツーベースで早野生還、1点追加。
【5回表・NTT西日本】
2死後平良内野安打、盗塁で2死2塁。藤井のライト前ヒットで平良生還、1点追加。
【5回裏・JR東日本東北】
先頭の金沢レフト前ヒット、内野ゴロで1死2塁。2死後鈴木聖のツーベースで金沢生還、1点返す。
【7回表・NTT西日本】
先頭の山田のソロホームランで1点追加。1死後中村のツーベース、内野ゴロで2死3塁。平良のツーベースで中村生還、1点追加。合計2点。
【9回裏・JR東日本東北】
先頭の代打若林センター前ヒット、大保、鈴木聖連続四球で無死満塁。代打大西のセンター前ヒットで若林生還、1点返す。なおも無死満塁。代打望月ライト前ヒットで大保生還、1点返す。なおも無死満塁。1死後夷塚四球押し出しで鈴木聖生還、1点返す。なおも無死満塁。小山レフト前ヒットで大西生還、1点返し同点。金沢の犠飛で望月生還でJR東日本東北サヨナラ。合計5点。


<JR東日本東北>


竹本 祐瑛 投手(八戸西-駒澤大 186/93 右・右)
140キロ前半~中盤の直球、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。力強い直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。この日は制球が甘くなったところ痛打されましたが、修正して欲しいですね。先発して4回、6安打、4三振、3失点。



松葉 行人 投手(東海大甲府-桜美林大 177/78 右・左)

七十七銀行からの補強選手
140キロ中盤~後半、ツーシーム、フォークなどを投げます。大学時より球速を伸ばし、強度も増しました。成長が感じ取れ直球で押せる投手になってきました。リリーフで2回1/3、1安打、1三振、1四球、0失点。



鈴木 聖歩 外野手(東北-桐蔭横浜大 172/77 右・左) 
しっかり振り切って外野の間を抜けていく打球を放ちます。社会人でもこの選手の良さは健在ですね。3番センターで4-2(2ツーベース、1打点、1四球)。



金沢 龍介 外野手(秋田-専修大 180/81 右・左)
ミートセンスがあって繋ぎのバッティングができる選手です。9番ライトで4-2(1ツーベース、1シングル、2打点、1犠飛)。


<NTT西日本>


西川 大地 投手(高知-立命館大 182/85 右・右) 

日本新薬からの補強選手
140キロ前後の直球、カーブ、スライダー、フォークなどを投げます。キレのある直球、曲がりの大きいスライダーの緩急で粘り強く抑える投手です。先発して5回、8安打、4三振、1四球、2失点。



宅和 健太郎 投手(松江商-大阪商業大 174/84 左・左)
140キロ中盤の直球、スライダー、ツーシームなどを投げます。直球と変化球のコンビネーションで打ち取る左腕です。リリーフで1回、0安打、1四球、0失点。



平良 竜也 内野手(前原-九州共立大 170/78 右・右)
この選手のフルスイングは魅力あります。力で外野まで球を運べます。足もまずまず速いです。2番セカンドで4-2(1ツーベース、1シングル、1打点、1盗塁、1三振)。プロでどこまで通用するか見てみたいですね。



野村 勇 内野手(寒川-拓殖大 175/80 右・右)
力強いスイングでパンチ力があります。甘く来れば長打が期待できます。守備でも強肩ですね。4番ショートで4-0(1三振)。



藤井 健平 外野手(大阪桐蔭-東海大 176/76 左・左)
俊足、強肩、守備範囲の広さ、フルスイングが目を引く選手です。来年のドラフトを目指して欲しいです。3番ライトで3-1(1シングル、1打点、1四球、1三振)。



中村 篤人 外野手(青森山田-亜細亜大 179/82 左・左)
打順は9番ですが、しっかり振り切って、長打も打てる選手です。9番センターで4-2(1ホームラン、1ツーベース、1打点、1三振)。コーチ兼任とのことですが末長く活躍して欲しいです。


JR東日本東北は諦めずコツコツ繋いでミラクルを起こしベスト8に進出しました。投手陣の踏ん張り次第でさらに上位に進出の可能性はあると思います。




NTT西日本はリリーフ投手が崩れて敗れました。ただ投手、野手とも資質の高い選手が揃っていますので、来年度巻き返してもらいたいですね。

 

 

 





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