「飯が待つ、死臭の橋も早歩き」

アクリル、紙、 A4

読んだものからそう思うんですが作り物の果物があって、蝋の桃があって、それは、色彩も形も作り物ならではの完璧な桃をしている、本物の桃は形も色のグラデーションも良い意味で歪で、美味しそうな香りもする。

で、桃を生首に置き換えたら、自分の絵なんかは完璧ではなく未熟なんですが、生首の絵が好きってのも、ただの悪趣味なんだろうなと思うんです。

昔、通学路にある車屋の看板の前で、頭の割れた猫が血溜まりの中に置かれてたんですけど、その死臭嗅いでしまって、体調崩して、飯食えなかったし、何やっても鼻の中に染み付いてて、数日間消えませんでした。










M.Y