エメラルドツリーボアという蛇がいて、大変美しいのですが、分布が全く異なる別種にグリーンパイソンという蛇がいます。見間違えそうな程よく似た緑色の姿形、独特な木の止まり方は同じです。

エメラルドツリーボアはボア、卵胎生であり、腹の中で卵を孵し、仔を出産、クリーンパイソンはパイソン(ニシキヘビ)であり、卵生で卵を産みます。

分布の全く異なる完全な別種であり、何故余りにも似ているのか。

全く違うグループであっても、同じような条件のある環境で必要な進化を遂げてきたからだそうです。

モグラとオケラ、トドとアザラシとオットセイ、ジュゴンなど、

こうした事を
収斂進化(しゅうれんしんか)、収束進化(しゅうそくしんか)と言うそうです。




M.Y