アンニョンハセヨ~ニコ

 

kaboの細胞はこの1年半、「Kドラ細胞」がハイスピードで細胞分裂を繰り返し、韓国俳優に照準を合わせた「イケメン偵察団」が、ブラック企業並みに休みなく働いていますw


そして、仕事と家事をつかさどる「労働細胞」は墓場行き、「食いしん坊細胞」はどんどん巨大化し、「ぐーたら細胞」が幅を利かせているという感じでしょうか。

 

そんなふうに、自分の細胞を確認するのも楽しかった作品ですルンルン

 

 

※画像はTVING公式より(以下同)

 

■視聴時期

2022年4月

■お気に入り度(5点満点)

★★★★(4.0)

■視聴方法

アマプラ(全14話)

■放送開始年

2021年

■放送局

tvN・TVING

 

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレありです。

 

 

 

 

 

■満足点・共感した点

 

1.細胞村の物語に感嘆の連続

 

何様目線なうえに語彙力がなくて恐縮ですが、一言でいうと超新しいドラマでした。

 

とはいえ、実は最初の数話は「ふーん、キャラクターの内面や感情がアニメ化されて、チャチャ入れたりするのね」くらいの気持ちで視聴していて、全然ハマれませんでしたニヤニヤ

 

もちろん一般人の自分からしたらまったく発想できないけど、アニメの内容や設定が想定内に思えてしまい……。

 
そして、事前情報なしで普通の実写ドラマのつもりで視聴開始したので、アニメパートの多さに困惑……。

 

しかし物語が進むにつれて、アニメパートが 予想をはるかに上回る設定や展開になっていき、その発想に「ほえーーー」「すげーーーーー」と驚きの連続。

 

自分の細胞たちが鑑賞しているスクリーンに「全細胞が驚いた!」というキャッチコピーが流れたような気持ちでした(「全米が泣いた」的な)。

 

細胞キャラクターが、単に感情や心理の可視化だけでなく、身体構造や人生(年齢分の大百科辞典)、教訓などまで表現されていたのがすごかったです(もはや「細胞」ではないものまでw)。

 

そもそも自分はエンタメ経験値が低いので知らないだけかもですが、こんなに新しい発想のドラマは初めてでした。

 

あと、原作の漫画に沿っているためか(※未確認です)、1エピソード3話構成がメリハリがあって観やすかったです。

 

 

 

2.細胞村の設定が楽しい

 

前述「1」の続きとなりますが、「お~!」と思って印象に残っているのは、

 

・恋の始まりには「砂糖の雪」が降る

・行動を決定するまでのアルゴリズム

・心を落ち着かせるときは細胞たちがヨガをやる

・暴走した感情細胞や浪費したファッション細胞は裁判にかけられて投獄

・細胞村に「疑いの花」が咲く

・死んだ細胞(投げ出した趣味や、あきらめた夢)のお墓

・恋愛中は「男性偵察団」は長期休暇中

・ウンの「心の秘密タワー」にギャグ貯蔵庫

・称賛の箱に「魂」の有無

・エンドルフィンのコンサート

・「どうした?」「うん」の修行

・答えるのが遅いと、それ以降はすべて言い訳になる

 

など。

 

中でも特にお気に入りは「掲示板への投稿」

 

わたしは一晩寝ると、イヤなことはだいたい忘れるタイプなのですが、寝ている間に不要な投稿や古い投稿を剝がしてくれる細胞の働きが良かったのか!

 

それと、ウンが初めてユミの家に行ったときに「大腸からのアラート」が鳴り響き、そこからの展開は涙を流しながら笑いましたw(世界共通の下ネタwww)
 
ルビから学ぶ「愛嬌」の練習も大爆笑www
 
ルビは、最初は超イヤな奴かと思ったら、後半は完全にギャグ要員でめちゃくちゃ笑えましたwww
 

実は天然なのかと思ったらまんま策士だったけど、振り切っていて全然憎めないキャラだったwww

 
また、細胞のキャラクターを改めて確認すると、男女の性差(「男性脳」「女性脳」とか)もちゃんと表現されているようで、ますますすごい!って思いました。
 
 

 

 

 

3.アニメと実写がシームレス

 

アニメパートがこんなにも楽しく視聴できたのは、それにリンクする主演2人の演技力のおかげです。

 

実写パートはそもそも平凡な話すぎて、単体ならドラマにならないし、アニメパートだけでは表現しきれないだろうし、2場面の完璧なシンクロあってこその作品でした。

 

体内で繰り広げられる細胞たちの物語が、そのまま表情になっている2人の演技力には何度も脱帽!

 

何よりキャスティングが絶妙でした。

 

ヒロイン役が“ザ・韓国人女優”のようなタイプだったら、アニメと実写の切り替えに違和感があったかもと思うのですが、ゴウンさんの薄い顔は圧がないからなのか、2場面の切り替えが超シームレス

 

特に腹話術のような「表情人形」とのシンクロが最高でした爆  笑

 

アン・ボヒョン氏は、意外にも(?)漫画チックなキャラクターががっちりハマっていて、ギャグパートや細かい表情演技が素晴らしかったです。

 

「梨泰院クラス」の長家長男や「太陽の末裔」の軍人の面影は、皆無どころか全く思い出すことすらなかったので、演技の振り幅のある俳優さんなんですね(末裔はほぼセリフなかったけど)。

 

「梨泰院クラス」ではパク・セロイよりも長家兄弟のほうが好きだった自分としては、「アン・ボヒョン偵察団」が長期休暇を終えて出動開始した気分ですルンルン

 

そして、自慢の(?)肉体美を惜しげもなく披露してくださりありがとうございましたピンクハートピンクハートピンクハート

 

ほかの作品も観てみようっと爆  笑

 

余談ですが、髭を剃ってからきれいなアーモンドアイが際立っていたせいか、わが推し四天王の一人キム・スヒョン氏に似てるなーと思うことが何度もあって、けっこう自分好みのお顔なのでは?と思った次第ですピンクハート

 

あとね、ユ・バビ代理(ジニョン)もめちゃくちゃ好みのお顔でしたぁぁぁぁぁピンクハート(自分のイケメン偵察団よ、GJ!)

 

 

 

4.実写パートに共感しまくり

 

細胞たちが、気づかなかったり忘れたりしている感情を可視化してくれたおかげで、めちゃくちゃ共感度の高い作品でした。

 

特に恋愛パートは、傘のシーンから一気にハマって、同棲直後までは特にテンション高めに視聴。

 

出会いから付き合うまでの駆け引き、嫉妬からのケンカ、初めてのお泊り、意外な一面の発見……etc、 銀河系よりもはるか彼方の遠い昔、自分もそれらの過程で抱いていたであろう些細な感情を思い出し(遠い目)。

 

誕生日プレゼントの箱を開ける間の、予想ルーレット(@カジノ)とか最高だった笑い泣き

 

恋愛パート以外では「称賛の箱の宅配便」にめっちゃ共感。

 

わたしは木に登りやすい豚タイプなので、称賛の箱は効果てきめんだけど、それより強い動機(例:お金)が勝ることが多いです爆  笑

 

 

 

5.衣装やインテリアが超かわいい

 

ユミの衣装やインテリアの一つ一つに釘付けになりました。

 

さらに、それらを総合した画面全体の「色」が美しく、非現実的な世界観が醸し出されていたので、アニメパートとの切り替えに違和感がなかったように思います。

 

カエルのお祭りなんて、完全にパラレルワールドな絵面だったし。

 

インテリアや小物はきれいな色が多かったけど、反対に衣装はシンプルだったので、ファンタジーすぎない絶妙なバランス。

 

ユミの衣装やアクセサリー、どれもこれもかわいくて欲しくなった―!

 

目玉焼きの傘とバナナの歯ブラシも欲しい!

 

あと、OSTもすごくよかった!

 

Kドラの王道っぽさがありながら、しつこすぎないシンプルな楽曲で、物語にぴったりでした。

 

 

 

6.シーズン2も楽しみ

 

視聴途中でシーズン2があることを知ったので、最終回はさほどショックを受けませんでした。

 

シーズン2では、ラブコメらしくいろいろありながらも順当な結末へ向かうんだろうなーと思いつつ、72巻まであるユミの大百科辞典がどこまで紐解かれるのか楽しみです。

 

バビ代理の感情細胞が大活躍するんだろうなーちゅー

 

セイも再び大暴れ?

 

ルビのキャラはさらに磨きがかかる?(期待w)

 

ウギの恋愛(?)も進展する??

 

新キャラは投入される??

 

ほかにも回収されていない要素があるので楽しみですびっくりマークびっくりマーク

 

 

 

 

■モヤモヤ点・共感できなかった点

 

最初の数話がハマれなかったのは、自分の「エンタメ細胞」の働きが悪いせいだと思うので、それ以外で言うと……、

 

●細胞をなかなか覚えられず

すごく特徴のあるビジュアルの細胞以外は、なかなか名前(役割)と一致しなくて、覚えるまで時間がかかりました。

 

●後半やや失速

傘から同棲直後まではノンストップで観てしまうくらい夢中になったけど、それ以降はちょっと中だるみっぽい感じもあって視聴に時間がかかってしまった。

 

●サブカルっぽいイメージが苦手

視聴前は、前髪パッツンのヒロインや宣材ビジュアルの色使いからサブカル感が強くて、イマイチ食指が動きませんでした(漫画原作なので仕方ないけど)。

 

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シーズン2に向けて、イケメン偵察団の訓練を強化したいと思いますチョキ

 

ではまたバイバイ

 

 

※追記:関連記事をリンク

 

 

 

※追記:シーズン2の感想。