アンニョンですニコ

 

Kドラデビューしてからブログを始めるまでの3ヵ月間で見た作品について、すべて感想を書き終えたと思って安心していましたが、1本だけ映画を見たことを思い出したので記録しておきます

 

それは、我が推しチョン・ヘイン氏主演の

 

「ユ・ヨルの音楽アルバム」。

 

厳密にいうと、映画は「パラサイト」も視聴しましたが、推し活ではないため、このブログでは特に取り上げず

 

(※画像はNETFLIX公式サイトより)

 

■視聴時期

2021年2月

■スコア

3.5

■視聴手段

Netflix

■公開年

2019年

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレありです。

 

 

 

 

■良かった点

 

1.チョン・ヘインがかっこいい

 

視聴目的はこの一択でしたので、当然といえば当然の感想ですw

 

この映画のチョン・ヘイン氏も例外なくかっこよかったラブ

 

特にヒロインとの半同棲状態の場面は、どのシーンも生々しい(←言い方)演技で、自分がアラフィフであることを忘れてドキドキしましたラブ

 

チョン・ヘインの彼氏感すごいラブラブ

 

個人的にはヘイン氏の短髪が好きなので、存分に拝めて満足でした

 

短髪のほうが、うなじ左側のホクロが映える気がするにやり

 

 

 

2.「すれ違い」「思い違い」だけで物語になる

 

ストーリーの核は、主人公2人の間に何度も起こる「すれ違い」「思い違い」でした(むしろそれだけの物語)。

 

この作品に限らず、ケータイがない時代の作品は、主人公カップルがすれ違うだけで物語として成立するのがすごい。

 

物語のスタートとなる1994年、大学生だったわたしも(年齢が……ガーン)、すれ違いで何度も待ちぼうけをくらいました。

 

チョン・ヘイン氏とのすれ違いならロマンスになりますが、一般人同士のすれ違いはただイライラするだけチーン

 

文明の利器に感謝\(^o^)/

 

そういえば昨年のコロナ禍初期、90年代の日本ドラマ「東京ラブストーリー」「愛していると言ってくれ」などを見ました。

 

それらを見て改めて感じたのは、ケータイがあれば物語は一瞬で終わってしまう(むしろケータイがあったら、そもそも物語が成立しない)。

 

近年、当時の名プロデューサーだった方が、

 

ケータイが普及した結果、“すれ違い”や“思い違い”が起こりにくくなり、それをもとにした恋愛ドラマが作りづらくなっている

 

と話していたように、制作者側は大変な時代ですねぼけー

 

 

■イマイチだった点

 

●韓国文化への知識が乏しく行間がよめなかった

 

この作品は、韓国の文化や時代背景について知識がないとわかりにくい描写が多かったです。

 

 例えば、

 

・タイトルの「ユ・ヨルの音楽アルバム」は、有名歌手ユ・ヨル氏の実在したラジオ番組

番組や、そこで流れる曲に対する韓国人の思いや当時のカルチャーがわからず。

 

・刑務所や少年院を出所したときに豆腐を食べる習慣がある

冒頭の主人公2人の出会いのシーンで、ヒョヌがなぜ豆乳を探しているのか意味不明だった。

 

・非行少年や学歴に対する差別

ヒョヌが必死に昔の友達と縁を切ろうとしたり、ミスがヒョヌの過去を知って激怒したりすることに対し、そこまでするか?と思った。

 

・「バイクで出前のバイト=非行少年」というレッテル

昔の仲間がバイクに乗ってパン屋にやってきただけで、周囲の人にも元非行少年であることがバレたため、ヒョヌはいたたまれずに姿を消した?

 

視聴時は、以上のような設定や背景がわからず、あとから調べてなるほど!と思いましたびっくり

 

さらに、これを言ったら元も子もないですが、「ある春の夜に」の感想でも書いたように、 おしゃれなスロー系というか、“雰囲気系”の作品があまり好みではなくて……ぶー

 

なぜなら、わたしは行間を読むことが苦手だからです(実生活においても同様真顔)

 

特に映画はドラマと違って、約2時間という限られた時間の中で完結しなくてはならないので、視聴者側の行間を読む力が必要であることを再確認しました。

 

 

●キャラのプロフィールがわからず感情移入できなかった

 

これも、2時間という枠でキャラクター設定に詳しい描写がないため、ドラマと違って感情移入しにくかった……。

 

ミスと血のつながらないお姉さんとの関係もよくわからなかったし、ヒョヌのプロフィールも、非行グループにいたこと以外、はっきりした描写がなかったような。

 

また、ヒョヌは過失の事故(しかも冤罪?)により少年院へ入り、もう非行少年たちとは縁を切りたいのに切れないという苦悩を抱えていたけど、2回めの入所では実際に暴力事件を起こしていますよね?

 

つまり、ヒョヌにも非行の素質はあるようなので、その苦悩に説得力なしおーっ!

 

さらに、そもそもなんであのパン屋で働き始めたのかとか映像関係の仕事へ就いた経緯とかも全然わからなかったです。

 

 

●チョン・ヘインが非行少年に見えない

 

チョン・ヘイン氏は、韓国俳優の中でも屈指の公家顔(しかも実際の家柄もすごいらしいですね)。

 

品のある顔と、醸し出される高貴なオーラキラキラキラキラのせいで、どう転んでも少年院上がりの非行少年には見えませんでした\(^o^)/

 

 

そういう意味でも未視聴の「刑務所のルールブック」では、どんな罪を犯した役なのか気になるところです。

 

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1度めの視聴ではあまり肌に合わなかった作品ですが、韓国文化や時代背景をもう少し勉強したうえで、再度視聴したいと思っています。

 

ちなみにこの映画は、ドラマ「半分の半分」と同じの脚本家でした。ドラマは未視聴だけど、イマイチ惹かれなかった理由がなんとなくわかった気がするタラー

 

ではまたバイバイ