虎がモンスター
長安周辺での感動モンスターが虎でございます。
シルクロードオンラインが東洋が舞台で始まるという象徴的なモンスターの一つといって、よいでのはないでしょうか？
中国が舞台になった事もあり虎がモンスターとして扱われるのは、なんとも東洋的でございます。
ところが、中国では虎はあまり生息しておりません。
現代の中国は当然ですが、古来より中国には虎が棲む密林そのものが殆ど無いのでございます。
それは、少しでも平野や森があったらすべて・・・畑になってしまったからでございましょう。
少なくとも、長安の周辺には残念ながら古来より現代まで虎が生息できる環境はございませんでした。
ひるがえって、韓国の事情を見るに、韓国の古代では虎はまさにモンスターでした。
日本の武将の虎退治の逸話があるぐらいに、朝鮮半島の密林には獰猛無比の強力な虎が生息しており恐れられていたようです。
大まかにインドの周辺のベンガル虎やロシアのシベリアタイガーが有名でしょうか？
虎はジャイアントを除き、虎チャンピオン・虎・小虎と三種類の大きさがございます。
小虎のみがパッシブで、あとはアクティブなので始めて襲われた時は恐怖した方もいらしゃったでしょう。
明太の家には、猫がおり家族で愛し可愛がってる事から何故か襲われても嬉しかったという・・・
公式より
小猛虎 Lv 13 虎穴山を支配する猛虎の子。
たとえ子虎と言えど、幼い時から虎穴山で成長しているので勇猛な性格をしている。
猛虎 Lv 14 虎穴山に棲息する人食い虎で、大きな体躯と強い力を持っている。
虎穴山を支配している虎女に従っており、虎穴山を血に染めている。
黒虎 Lv 17 飛賊団が虎穴山の虎女と契約し、力を借り受けている非常に強力な虎。
千匹の虎から一匹しか生まれないと言われており、闇のように黒い身体をしている。
虎穴山を往来する人々の間では黒い悪魔と呼ばれている。
黒虎だけは猫パンチ意外の技がございます。
白虎 Lv 18 猛虎の群れを治める老虎で、百年に渡って虎穴山で生息した猛虎が生まれ変わる事で白虎になると伝えられている。
高い知識を有しており、戦略的に人間を襲う恐ろしい存在。
白虎だけは、中国において特別な存在でございます。
白虎（びゃっこ）は、中国の伝説上の神獣で、西方を守護する。細長い体をした白い虎の形で表されておりまする。
白は、五行説では西方の色とされ、守護獣として聖なる動物なのでございますが、シルクロードオンラインでは違うようですね。
白虎 《Byakko》 出身地：中国
四方を守護する聖獣のうち、西方を守護する。万物の基本となる５元素の中では、金の属性を持ち、四季では秋を象徴する。
四方の守護聖獣は、道教の祖である老子を神格化した太上老君に付き従っており、白虎は太上老君の右に控えているという。
中国では虎は古来より神聖な動物であり、百獣の王といえば虎のことを指した。
現実にも白い虎は存在いたします。
それはアルビノという色素が無い虎で、物語と違って寿命が短い悲しい種なのでございます。
虎の寿命は普通は２５年ぐらいですが、自然に生まれた白虎は若くして死にます。
こちらに 白虎に合いにいった方の写真と日記が・・・・
なぜか★蒙頂茶というお茶に白虎がでてまいります。
蒙頂茶（蒙頂石花・蒙頂甘露等）は、四川省雅安市名山県蒙頂山で産出されています。蒙頂茶は唐代から献上の品とされ、清代まで毎年朝廷に献上されていました。お茶の歴史の中で、このように歴代続けて献上されたのは蒙頂茶だけです。
蒙山甘露の名前の由来となった甘露泉
前漢末期に甘露寺の普慧禅師（呉理真）が、蒙山の主峰に茶の木八本を植えました。「高く成長しないし、枯れることもない」と言われ、これを盗もうとしても白虎が護り、今日まで伝えられたとされていて、後世に仙茶と呼ばれたのです。
さて、黒虎だけは中国で調べても余り資料が見つかりません。
何故かてで来たのがこの抜粋。（笑
「南派」
南派には洪家拳、蔡李佛拳、太祖拳、虎鶴双形拳、詠春拳、黒虎拳などがあります。
南派武術の特徴は、足を踏ん張った姿勢から繰り出される剛拳、「虎爪」「龍爪」「嘴鶴手」などの多彩な手形、動物の形をまねた象形動作、「ウォォ！」「ハーイ」などの発勁時の発声があることです。
日本に参りますと、古来においてはもう虎の実物を見る事はまずございません。
そのため、虎には絵か彫刻にしか表れない架空の動物になってしまいます。
安楽寺の彫刻の虎が田畑を荒らしたので、後ろ足を切った。
■ 虎 ■ 執筆者 大嶋 善孝 ■ 論文名 絵や彫刻が悪戯をする話 ■ 書名・誌名 民具マンスリー
■ 巻・号／通巻・号 34巻6号 ■ 話者（引用文献） （『日本伝説大系』5 みずうみ書房 1986 P229）
南禅寺の、狩野探幽の襖絵の虎が水を飲んだらしい。
■ 虎 ■ 執筆者 大嶋 善孝 ■ 論文名 絵や彫刻が悪戯をする話 ■ 書名・誌名 民具マンスリー
■ 巻・号／通巻・号 34巻6号 ■ 話者（引用文献） （井上 頼寿『改訂京都民俗志』平凡社東洋文庫 1968年 203頁）
なににせよ、明太（ミンタイ）にとっては虎は、ウケまくったモンスターでございました。
に参加しています。
当サイトで利用している画像及びデータは、株式会社ゲームオンに帰属します。
許可無くご利用又は転用になられる事は出来ませんので、予めご了承下さい。