もしもこの世の愛が死に絶えたら。
悪意と邪(よこしま)と憎悪と憎しみが世界を覆い尽くすだろう。
愛のない世界には、一秒だって生きていられない。
愛は光、闇と光の世界で私たちは生きる。
生きるために動物や魚介類や植物を殺し、口に入れる私たちだけれど。
快楽や贅沢のために自分以外の種を殺すことを覚えた人間は、どこまでも罪深いのだろう。
憎しみを正当化させ、同じ人間を殺す野蛮な戦争行為。
なんて人間は愚かなのだろう。
憎しみを乗り越えて、ここに許しあおう。
悲しみを乗り越えて、思いっきり笑おう。
くだらない無駄話に付き合ってほしい。
たわいもない駄話しに笑いこけてほしい。
あなたはなぜそんなに夢中に走り続けるの。それでも愛はありとあらゆる場所に住んでいるから。
あなたも愛について考えるのだろう。
あの時あの場所あの瞬間、後悔していないか。もっとうまくやれたんじゃないか。
もっと優しくなれたなら、もっと自分に厳しくなれたなら。
人は千差万別、皆同じ種だけれど。
今は化石文明、原油燃料を燃焼させて文明が繁栄する。
いったいどれだけの資源の恩恵を地球に頼っているのだろう。
この国は平和すぎて、コンテンツで溢れかえっている。サブカルチャーが生活に浸透して、当たり前になっている。
平和に飽きた日本人は、二度と過ちは繰り返さないと誓った恒久平和を捨てようとしている。
反戦を唱える人に左翼のレッテルを張り、自分が言われることを嫌っている。
先制口撃、先に言ったほうが勝ちだと思っている。早い者勝ちなら、この国は弱肉強食。
愛が発揮される道徳を知らない国民は、強大な他国に蹂躙されぬよう負けないように武装せよと唱える。
敵と味方に分かれて争うことを教えるのは学校、柔軟な頭脳は育たない。
今は学校で平和の尊さについて教えないのだろうか?
この世界のすべての現象から学びを得る事が出来る、ありとあらゆるすべてから。
子供も若者も中年もお年寄りも、この世のすべてから学ぶ生徒なのだ。
みんな泣きながら産まれて来た。
それはこの残酷な厚生の星で生きてゆく辛さと悲しみ。
物質地獄惑星地球・・・まっとうに生きなさい。産まれる前に交わした約束を思い出すために。
駆け抜けろ、命が燃える星で生き抜くために。
指差す女学生
#過去絵です。
WE ARE THE WORLD / USA FOR AFRICA