妄想!来来!キョンシーズ 2 | 我是カゲカゲ山のキョンシー。

妄想!来来!キョンシーズ 2

第三部。バンボロキョンシーと海賊キョンシーが戦うシーン。
大好きなカゲカゲさんが海賊キョンシーたちの事を守るでしょう・・・。
私カゲカゲは妄想しました・・・

テンテンたちと、カゲカゲ山のキョンシー、海賊キョンシーの法術によってバンボロキョンシーを呼び寄せた。
バンボロキョンシーが来たときにすごい風が吹き、カゲカゲ山のキョンシーの髪はひらひらゆれる。帽子に巻いた黄色い鉢巻が目立つ。
スイカ頭の指令でカゲカゲ山のキョンシーはとっさに構えを取った。
カゲカゲ山のキョンシーは海賊キョンシーの弱点ばかり気にして、彼に戦わせようとはしない。
「海賊キョンシー!お前は戦うな!スイカ頭がつけた義足だろ?」
海賊キョンシーは答える。
「ありがとうカゲカゲ、でもお前だけじゃ敵いっこない。」
カゲカゲは対戦したい体制の海賊キョンシーの背中を叩いてうなずく。心配そうな顔をするテンテン。
しかし自信がある海賊キョンシーには敵わない。カゲカゲ山のキョンシーもそれが分かる。
「わかった!俺が困った際は援護してくれ!」

海賊キョンシーは微笑んでカゲカゲを見る。
カゲカゲが海賊キョンシーに微笑み返し、答えた。
「海賊キョンシー、気をつけろ!バンボロが気づいたら終わりだぜ!」
カゲカゲは自信ありげに海賊キョンシーの足を指差し、牙をむき出しにして笑った。
「おう!分かってるって!」
海賊キョンシーの言葉が終わらない間に、カゲカゲがバンボロキョンシーの髪を引っ張って仰向けに倒した。
「いけ、海賊キョンシー!今蹴らないと、俺・・・持ちこたえられない!」
「よっしゃ、おりゃっ!」
海賊キョンシーは思い切りかかと落としを食らわせた。

が、しかし・・・カゲカゲが海賊キョンシーをにらむ。
「んな、何やってんだよっ・・・アウッ!・・・」
うっかりしたことが、この海賊キョンシー、カゲカゲの大事な場所を蹴ったらしい・・・。
カゲカゲが痛さのあまり地面にうずくまった。
その間にカゲカゲに攻撃しようとするバンボロ。
海賊キョンシーはバンボロキョンシーの頭にこん棒を投げつけた。
バンボロキョンシーは気を失った。
カゲカゲ山のキョンシーが復活して、バンボロキョンシーの頭に蹴りを入れた。
ダブルショックで気を更に失ったバンボロキョンシー。
いつもに増して緑顔状態になった。

「ふっ、ざっとこんなもんだろう!」
カゲカゲ山のキョンシーと海賊キョンシーがはっしと手を合わせた。
しかし油断大敵。バンボロキョンシーがカゲカゲの背後を襲う!
海賊キョンシーがカゲカゲ山のキョンシーに叫ぶ。

「カゲカゲ山のキョンシー、後ろ後ろ!!」

はっ!カゲカゲはとっさに振り向き肘鉄で対応した。
お見事!カゲカゲのひじがバンボロキョンシーの鼻に当たった!
「バンボロ!!」
気合で痛みを過ごそうとするバンボロキョンシー。
しかし、痛い。バンボロキョンシーの隙を狙っていたカゲカゲは微笑み、テンテンの手から札を取って額に貼る。
「バンボロキョンシー、おめでとう!!テンテン!いまだ、昇天だ!!」
カゲカゲ山のキョンシーが叫んだ。
テンテンが手にした旗を振ってカゲカゲ山のキョンシーをバンボロキョンシーの背後に、海賊キョンシーをバンボロの前に導いた。その右にチビクロ、左にトンボが構えている。
「カゲカゲ山のキョンシー、手を伸ばせ!海賊キョンシー、手を高く挙げよ!」
2人はテンテンがいうとおりの行動をした。
「昇天!」
バンボロキョンシーの体は見事に砕け散った。
その時にカゲカゲ山のキョンシーは破片の一つをつかんで、テンテンの札でぐるぐる巻きにして封印した。
コウモリ道士は駆けつけるのが遅くて、バンボロキョンシーを再生できない上、カゲカゲ山のキョンシーたちまで取り逃がした。
「闇の世界は絶滅だ。」
この言葉を残して地獄に落ちた。