サムネイル
 

こんにちは、翳依(かげい)まりです。

(私についてはこちら)

このブログでは、
15年間自己否定、自分責めをし続けて
自己啓発/癒しジプシーだった、
いわば"自己否定のカリスマ"である私が

負のループから抜け出し
生きるのが楽になるために役立った
情報や、考え方、言葉などを
できる限り具体的に、分かりやすく
お伝えしております。

以前の私のように、

 

なんとか毎日を過ごしているけれど
内心 自分が嫌いで、自信がなく


気づくといつも自分を責めて、
否定してしまう

 

変わりたいのに、
どうせ自分なんか…と思ってしまう

そんな女性のお力になれたら幸いです。

 

 

 

※ご注意点※

私は、自身の経験から得た知見や

見識をお伝えしている発信者であり、

臨床心理士や精神科医などの

有資格者ではありません。

 

日常生活に支障が出るほどの不安感、

辛い症状を抱えておられる場合は

医療のサポートを受けられますように

お願いいたします。

 

 

今回の記事では、

今までと少し趣向を変えて

 

昔、私がたまたま見ていて衝撃を受けた

テレビ番組でのひとことについてお話しします。

 

もしかしたら

同じ番組をご覧になっていた方も

いらっしゃるかも?

ぜひ最後までご覧くださいね。

 

 

 大人気バラエティー番組で聞いたひとこと

 

 

 

このお話は

私にとって とても衝撃で

その後の日常の中でも、

何度もふと思い出し

ずっと忘れられずにいたものです。

 

とはいっても

お話の中で出てきた"ひとこと"が

強烈に頭に焼き付いているという状態で

 

放送回や日時などは

はっきりと覚えていないのですが、

おそらく、現時点で

番組を見てから

十数年ほど経っているかと思います。

 

そのため、恐れ入りますが

細かい点などに

あやふやな部分があることを

ご承知おきくださいませ。

 

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが

 

私が衝撃を受けた番組というのは

当時お茶の間で大人気だった

 

『さんまのSUPERからくりTV』

でした。

 

 

その中のひとつに、

 

現役国語教師である 下地敏雄先生 が、

実際に応募があったご家庭への

家庭訪問や三者面談をする、

 

『GTO下地先生のウキウキ家庭訪問』

『GTO下地先生のおでかけ3者面談』

 

というコーナーがあったのです。

 

 

下地先生は、はじめに同番組の

かえうた選手権に一般参加者として出演され、

そのキャラクターのインパクトから

1コーナーを担う出演者になられた方でした。

 

優しそうなおじさまでありながら、

お話される時はさらに優しいオネエ口調。

 

そして何より、

学生さんにも、親御さんにも寄り添って

親身に、時に楽しくお話をされる。

 

そんな先生の姿勢が

見ている側にも温かく、

いつもこのコーナーを楽しみにしていました。

 

 

ある回で

中学か、高校生の女の子と

そのお母さんが

このコーナーに出演された時の事です。

 

 

お母さんは

「娘のために色々と

 アドバイスや、指摘をしているのに

 この子は反発ばかりして言う事をきかない」

 

といった内容のご相談をされました。

 

下地先生は

お母さんのお話を一通り聞いたあと、

娘さんにも理由を尋ねてみますが

 

娘さんはうつむいたまま

「だってやりたくないし」「ムカつく」

というような事を

もごもごと小さな声で呟くばかりで、

全くハッキリとした答えを言われません。

 

 

画面の前で見ている視聴者としては、

 

お母さんの言う事は至極まともで、

本当に娘さんの事を

心配しているから出てくる

アドバイスや指摘なのだろう

と思えます。

 

娘さんが素直に聞いたら

それで済む話なのにな?

 

と、当時の私は思いました。

 

 

でも、娘さんの様子を見ていた

下地先生は、次の瞬間

こうおっしゃったのです。

 

 

「お母さんの言う事があんまり正しすぎて、

 逆に腹が立って、意地になっちゃった?」

 

 

その言葉を聞いた途端に

娘さんはぽろぽろと涙を流して、

小さくうなずきました。

 

 

隣のお母さんは

驚いてその様子を見つめています。

 

そして、それは

私にとっても衝撃だったのです。

 

 

 

 

image

 "正しい"は諸刃の剣

 

 

当時の私は、典型的な

真面目で融通が利かないタイプで

 

様々な物事に対して

「こうするのが正しいのに、

 なぜ皆そうしないの?」

と素で思っているような人間でした。

 

だから、娘さんがどうして

"正しい"(と感じる)お母さんの意見を

聞き入れようとしないのか

全く分からなかったのです。

 

 

でも、下地先生はそんな彼女に

正論をただぶつけるのではなく

寄り添い、共感する事で

素直な気持ちを引き出されました。

 

 

私もあの頃から少しは成長したので、

今なら分かります。

 

人には

「分かっちゃいるけど、できないよ」

「分かっちゃいるけど、やりたくない」

と感じる事が、確かにあります。

 

 

たとえ、それが的を射た正論で、

どんなに正しい事だったとしても。

 

 

「痩せたいんでしょ?

 ならきちんとカロリー管理して、

 週3はジム行って運動しなよ」

 

と言われて、

 

「そうだよね、じゃあやるわ!」

 

と即答できる人が

果たしてどれだけいるでしょうか?

 

 

極端な例ですが、

 

「そりゃそうなんだけどさ…」

「正しいけど、それができたら苦労してないよ」

「私の気も知らないで、正論ばかり言って!」

 

正しい事に反発心が芽生えたり、

受け入れがたく感じるのは

人間なら誰しもが

持っている感覚ではないでしょうか。

 

 

人の心を動かすのは、

正しさではなく、共感である

 

という事を、

私は下地先生のお言葉から学びました。

 

 

 

それともうひとつ、

衝撃を受けたポイントだったのは

先生の『言語化の巧みさ』です。

 

 

これは番組内で

はっきりと言及されていたわけではないので、

私の個人的な憶測になりますが

 

おそらく、

「お母さんの言う事を聞きたくない」という

自分のこの感情の理由が何なのか、

娘さんご自身も

分かっていなかったのではないでしょうか?

 

(分かっていないというより、

 "無意識下のものなので自覚できていない"

 と言った方が良いかもしれません)

 

それを言語化してもらえた事で

やっと自分の感情を理解し受けいれられて、

涙が出てきたのではないか

と思うのです。

 

 

これは、読者様の中にも

経験された事のある方が

いらっしゃるかと思いますが、

 

「自分が何で

 こんな感情になっているのか分からない」

 

という時って、

 

ものすごくモヤモヤするし、

その間ずっと苦しいんですよね。

 

 

だから、

「あ、私本当は、もう会社辞めたいんだ」

「あの時、本当は嫌だったんだ」

のように

 

その理由に気づけた時、

 

自分と繋がった

(無意識の部分と表面的な意識とが繋がった)

という安心感が湧き上がってくるんです。

 

 

これは言い表すのが難しいのですが

ものすごくホッとするような感覚で、

体感した時

涙が出てくる事も多々あると思います。

 

 

下地先生はこの時

娘さんの気持ちを読み取って、

とても的確に、

かつ優しい言葉に落とし込んで

表現されました。

 

その巧みさと思いやりに、

こうして記事を書きながら

また改めて尊敬の念を抱いています。

 

発信者として、私自身も

的確で分かりやすい言語化能力と

優しく思いやりあふれる姿勢を

見習い、目指してまいります。

 

 

最後に、

今回取り上げさせていただいた

下地先生のインタビュー記事を

見つけましたので、

リンクしておきますね↓

 

「さんまのスーパーからくりTV」で人気 下地敏雄さんは今|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

 

先生のお人柄が伝わる、

とても素敵な記事です。

 

こちらも併せてぜひご覧くださいね。

 

 

今日も読んでくださって

ありがとうございました。

 

私と一緒に自己受容して、

楽になっていきましょう赤薔薇

 

このブログが少しでも、

あなたの力になりますように。

 

 

 

私、翳依まりの

公式LINEがスタートしました!

 

 

翳依まり公式LINE💬

 

お友達追加していただくと、

【翳依まりのオススメ本リスト】を

無料でプレゼントいたします!赤薔薇

 

 

リストに掲載しているのは

実際に私の本棚に

並んでいる本たちです。

 

その中でも、特に

「出会えてよかった!」

「同じように悩んでいる方にも

 オススメしたい!」

と思ったものを選びました。

 

きっと、このブログに

興味をもっていただいた

あなたのお役に立つと思います。

 

今後も一般公開予定はありません。

LINEお友達の方だけに限定して

お送りします。

こちらからぜひお受け取りくださいませピンク薔薇

 

ここからお友達追加💬

 

 

うまく飛ばない場合は、

@073fwhme で検索してみてください。

(@を含めて入力してください)

 

QRコードはこちら↓

 

 

image