娘は中学3年生。
今現在、受験真っ只中です。
基本的に私は心配症、夫は冷静なタイプ。
ですが、娘の受験に関しては珍しく夫が本当に心配していて
でも、プレッシャーになってしまったらいけないので、夫はずっと私にだけその話をしていました。
夫が心配していたからか、私は自分で予想していたよりもだいぶ落ち着いていられたので
娘は
お母さんずっと普通やんな。学校でも塾でも一人で部屋おっても受験のことばっかりやから。一番一緒におるお母さんが普通にしてくれてるのが助かる
と言ってくれていました。
そんな感じでコツコツ頑張っていた娘。
先月の上旬に私立の受験が二つあったのですが、
実は1月の終わりから体調を崩し始めていたんです。
食欲が落ちてきて、口数が減って。
でも、人生初の大きな挑戦やから不安なのも当然やし、
やいやい言われることを嫌がるのもわかってたし、
受験間近で変にプレッシャーをかけるのも・・・とかいろいろ考えて。
考えて考えて、自分でもよくわからなくなって
心配ではあったけど、今はホンマに頑張ってる時なんやと思って、私のスタンスは変えずにいました。
私立受験が終わったら、一旦は落ち着くかなと思っていたんです。
ですが。
体調は日に日に悪くなり、食欲は戻らないまま、口数も元気もなくなって、
さすがにここまで来ると私も心配で心配で・・・
私立二校の結果が出る週には
どこがしんどいのかわからんけど、とにかくだるくてしんどい
と、寝ている時間が増え、学校も早退する日が出てきたんですね。
その頃にはもう私ともほとんど会話をしなくなっていました。
私立二校の合格発表も終わり、めでたく二校とも合格してからも
それは変わらず
ここで、もうこのまま見守ってるだけでは駄目だと思って、
夫にも話して、娘と三人で話す時間を作ったんです。
私立の結果が出てすぐ。この時は2月中旬。
公立の受験までは3週間という時期でした。
とにかく体がしんどい。でも熱はないし、目に見える体調不良じゃないし、何がしんどいんかもわからん。でも起きてるのもしんどい。辛い。
そう話す娘の顔が、本当に辛そうで。
なんかもう、もうええやんと思ってしまったんです。
私から見て、気持ちから来る体調不良っていうのは明らかだったんで
もうええやん。受験生やからとか、普通今の時期は・・・とか。もうそんなん一旦どうでもええやろ。
ってなった。
2学期までは、月1回程度私と出かけたりして気分転換をしていた娘でしたが
年明けからは、重岡くん主演映画『ある閉ざされた雪の山荘で』だけは見に行きたいと、それ以外はずっと頑張ってきたんです。
3学期に入る前、ラストスパートに入る前は、冬休みは家族との時間を過ごしたいと楽しみにしていたんですが
年末に夫がインフルエンザになって、受験生の娘にうつさないため部屋に隔離。
大晦日には息子(小5・10)もインフル発症。隔離。そして悪化し、元日に入院。
私も付添いでそのまま入院。
娘はお正月、ひとりで過ごすことになってしまっていたんです。
その時もすごく心苦しかったけど
どれだけ寂しかったやろうと、今でも思います。そしてそのまま3学期に突入。
そんなこともあった。とか
頑張ってきた姿とか
2年生3学期時点で、志望校の目安内申点にはかなり足りないってなってから
3年生でものすごい巻き返して、目安内申点を越えてきたこととか。
そんなこと全部が、娘にとってどれだけのことだったか。
どれだけの不安と努力の上で今があるのか、とか。
私に見えてるだけで、これだけ頑張ってきたんです。
本人にとっては、そんな、私が言葉で言えるような、そんな簡単なことじゃなかったはず。
(1学期には私、こんなブログも書いてました)
だから、もうええやんと思ったんです。
ここまでずっとコツコツ頑張ってきたんやから、一日ぐらい使っても大丈夫。
もう、○○(娘)のしたいことしよう。行きたいとこ行って、食べたいもの食べて、元気になろう。
何がしたい?常識とかどうでもいいから、言うてみ。
と話したところ、娘が少し考えて言ったのは
- お母さんとカラオケに行きたい
- 家族でイオンに行きたい
- くら寿司に行きたい(少し前にYouTubeでWEST.が行ってました)
でした。
ということで、早速その週末に二人でカラオケへ
そして翌週、2月末の3連休で、家族でイオンとくら寿司に行って来ました
イオンでのラストは、もちろんタワレコ
WEST.推し、Snow Man推し(舘様に強火)の娘が激写したのはこちら
めっちゃ嬉しそうでした
一通り写して、満足して一旦その場から離れた娘。
ほんまは舘様と写真撮りたかったけどな。恥ずいしな
え。じゃあ撮ったらええやん。お母さんが撮るやん。
え。いいの?恥ずかしくないの??
恥ずかしくないよ。見られても一生会わへんから大丈夫やん。
ということで、再び。
もちろん、迷惑が掛かってはいけないので人が通ってない時を狙って撮りました。
娘のバッグには舘様が付いてます
初めて舘様の顔下から見た・・・![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/082.png)
って言ってました
しんどい時は、フラゲしてたSnow Manの「LOVE TRIGGER」も開封できなかったらしいのですが、
これで本当に笑顔になった娘。
なんか可愛らしくて泣けてきました
元気になって良かった
帰宅後
お父さんお母さん。カラオケも、イオンもくら寿司もありがとう。話聞いてくれて、気持ち考えてくれてありがとう。
と言った娘は、珍しく自分からたくさん話してくれました。
お父さんはお母さんみたいに言葉で伝える人じゃないけど、めっちゃ思ってくれてること、受験でよくわかった。すごい嬉しい。
私はお父さんと似てて、真面目過ぎて全部ちゃんとやろうって抱えようとしてまう。すごい似てると思う。自分のやり方がめっちゃしんどい時ある。
お母さんは心配症やし深刻に悩むこともあるけど、でもどっかで『行けるやろ』『大丈夫やろ』ってパッカーンってできる人やから。
そういうの必要なんやろうなって思う。○○(息子)はお母さんに似てるよな。
確かに私と夫は全然違います。
でも、それはもう個々の持ってるものやし、どっちがいいとかはないですよね。
私は私で、そんな感じで行って
全然行かれへんかったやん
とか
だだだ大丈夫じゃなかった
ってなる時も全然あるし
アカンやんて
だから夫の考えは必要やし
娘に助けられる時もあるし
息子と共鳴する時もあるし(←これはある意味危険)
いろんな場面があるからそれぞれですよね。
お父さん(娘曰く理論担当)とお母さん(娘曰く気持ち担当)はものの見方もアプローチの仕方も真逆やけど、基本的な考えは同じやから。
どっちもいてくれんと困る。
どっちもおるから助かる。
今日は連れて行ってくれてありがとう。
娘がくれたこの言葉は、私の宝物です。
そう、みんな違うけど、みんないるからいいんよ。
改めて、娘に大事なことを教えてもらいました。
今後もしんどい時にしんどいって言える家族でありたい。
娘はこの後からみるみる復調し、また自分を立て直して前向きに頑張っています。
ということがあったので、前回のブログに書いたとおり「5年ぶりWEST.のライブ当選」で感情を丸出しにして泣いた娘でした
今まで頑張って来たことは消えへんから。
たとえ結果がどうであっても人生は終われへんし、やってきた事実は変われへんから。
大丈夫。そこには自信もっていいんやでって、そう思います。
今頑張ったことは、「あの時立ち上がってあんだけ頑張れたやん」って、絶対に未来の自分の自信になるから。
あともうちょっと。ほんまにあともうちょっとやから、頑張れ
長い文章を読んでいただきありがとうございました
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