今回も前回の続き、私と母の話⑤になります。
「私と母の話」を書くきっかけになったお話はこちら↓↓↓
今までのお話はこちら↓↓↓
前回は、私が結婚してからの母・妹との関係、そしてそれに対し夫が感じていた違和感を書きました。
今回はその後から息子が生まれるまでのお話です。
ネガティブな内容を含みます。そしてとても長いです。苦手な方はスルーしてくださいね
これは前回にも書きましたが、私たち夫婦は娘が1歳になった頃に、私の実家の近く(徒歩5分以内の距離)に引っ越しをしました。
最初の頃は上手く行っているかのように見え、私も近くに住んで良かったと本気で思っていたのですが…
やはり距離が近くなると、母は母であり、妹は妹でした。
二人は少しでも意に沿わないことを言われると「自分自身を全否定された・攻撃された」とみなし逆上します。
当然話し合いなどできず、人の話も聞けないため、問題は何も解決しません。
そして、自分の気持ちさえ落ち着いたら何もなかったかのように振る舞う。
この繰り返しでした。
また実家には、私が20歳の頃に母と再婚して家に来てくれた父がいたのですが、父は再婚して4年で命にかかわる病で倒れてしまいました。
幸い命は助かりましたが、半身マヒという後遺症が残り、それでもリハビリを頑張り続け社会復帰を果たした父です。
ですが、二人はそんな父を上から目線で扱い、酷い対応をしてきたんです。
そんな二人の父への態度は、私が実家の近くに住んでからも、何も変わっていませんでした。
そして当時娘は1歳。
初めての育児でわからないことだらけだった私は、それでも自分なりに一生懸命やっていたのですが
「母から見て」おかしいと思うことがあれば、口汚い言葉でいつまでもダメ出しされ
だからオマエはあかんねん!
普通こうやろ!
わかるやろ!
と事あるごとに言われ、母の気のすむまで執拗に責められるようになったんですね。
私は母という人をそれなりにわかっていたつもりだったのですが、この頃から絶縁するまでの間にも
たくさんのことに気付いていきました。
それは以下の通りです↓↓↓
〇記憶を改ざんする。
そして、どういうわけか本気でそのデータが真実と思っていて
オマエがこうした
オマエがああした
だからお母さんはショックだった
などと、絶対に事実とは違うことを真実として話し、キレる。
〇決定的な言葉は決してはっきりと言葉にせず、巧みに人の心と行動をコントロールしようとする。
そしていざとなったら「お母さんは何も言ってないやろ!」というところまでがパターン。
〇論点をずらし、さも自分が被害者のように話す。
話のごくごく一部、その部分「のみ」を聞くと正論のように聞こえるんですが、そもそも論点がずれているので話の着地点もずれている。
だから、そもそもの話は何も解決しないまま終わる。
一見解決したように見えてもモヤモヤが残る
というのは昔から感じていましたが、ようやくその原因がこれなんだとわかりました。
〇相手に罪悪感や後ろめたさを感じさせ、自分が優位に立とうとする。
〇なんでも自分が「すごい人」のように話し、謎に上から目線で気に入らない人の文句を言う。
文句を言うのは家の中だけで、外ではいい人を装っている。
〇その文句も一貫性がない。
ある日はAさんをこきおろしBさんをとてもいい人だと褒め倒していたけど、日が変わればAさんはいい人でBさんがろくでもない人となっている。
ということはよくあること。さらにその逆転は母の気分次第で日々繰り返される。
そしてそれを延々と聞かされるのは私と父だけ。
〇人としてどうなんだと言うことを平気で言う。
だいぶ簡潔に無駄なく書いたつもりですが、重いですねすみません
私も疲れること、疑問に思うことが増えてきたこの頃。
そんな中で、娘もだんだんと成長していました。
娘は話し出すのがとても早く、本当にいろいろなところで驚かれたほどで、
幼稚園の年少(3歳)になった頃には、もうかなり達者にしゃべっていたんですね
初めは娘を可愛がっていた母・妹ですが、この頃から、二人の娘への対応が目に見えて変わり始めてきました。
これは今の私の想像ですが、
娘が二人にとって「何も言わないただ可愛い赤ちゃん」ではなく「意思を持って話す子供」になってきたからだったのかなと思います。
そしてその年、息子が生まれました。
ですが、とても喜ばしいはずのこのことが、また新たな火種となってしまうのでした。
息子は、家族の中での初めての「男の子」ということで、母・妹の間でフィーバーが起こったんです。
一方で妹は、二回りも年下の、姪である娘にはまるで自分と対等であるかのように物を言い、どうでもいいようなことで本気で怒ることもありました。
母はそれに対しても、今までずっとそうしてきたように「まるで何も起こっていないかのように」振る舞いました。
これは一例ですが、
「お母さんのからあげめっちゃ美味しいねん」と言った娘に
「○○(自分のこと。妹は自分のことを名前で呼びます)のお母さんのコロッケだってめっっちゃおいしですぅぅー!」
と本気で張り合うこともあり、母がそれを誇らしそうに見ていることもありました。
(当時娘は幼稚園年中。妹は28歳)
そして二人は、私たちが実家に行っても娘を見ず、息子ばかり可愛がるようになって行ったんですね。
二人のその態度はさすがに酷かったので、私は何度も注意をしました。
先程も書きましたが、
二人は少しでも意に沿わないことを言われると「自分自身を全否定された・攻撃された」とみなし逆上するので、
そうならないよう、タイミングや場所、伝え方も考え、何度も言ってきました。
ですがその度に軽く冗談のように扱われたり、「わかったわかった」と言いながらも同じことを繰り返す。
見かねて父も怒ってくれましたが、二人は元から父を上から目線で見ていたため、聞く耳を持ちませんでした。
今読んでくださっている皆さんはきっと
なぜすぐに実家から離れてやらなかったのか
なぜ早く娘を守ってやらなかったのか
と思われているかと思います。
実際、私自身もそう思っています。
後悔してもしきれない。
ですが私にはこの時まだ、実家・母・妹から離れるという選択肢がなかったんです。
育ててもらった親だから
家族だから
二人だけの姉妹だから
これはずっとずっと母に言われ続けてきたこと。
だから私の中ではこの考えが当たり前で
そもそも私には、「離れる」という発想すらなかったんです。
娘4歳・息子誕生
母・妹との絶縁まであと数ヶ月。
次回はいよいよ絶縁へ向かうお話です。
ネガティブな上にとても長い文章を読んでいただきありがとうございました
続きはこちら↓↓↓
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