〜ゆきちゃん先生のごきげん妊活ライフ教室〜
主催の香坂有紀です。
とうとう初採卵の日〜♪
特にお腹が張ることも感じず、おかしい感じはなかった。
当日、夫は仕事。
仕事の朝から容器を渡して、出してもらう。
体外受精は、女性だけが大変なわけではないのです。
男性だって、屈辱的な検査を受けたり、出してと容器を渡されたり・・・
今、思うと当然のように儀式のような会話。
あの時、どうして“感謝”の気持ちが持てなかったんだろう。
『ありがとう』って言えなかったんだろう。
私の後悔・・・
今更しても遅いもの・・・
だから、みんなにはご主人に“感謝”してほしい。
きっと、『ありがとう』が言えたら上手くいく♡
熱く、想いを語りすぎましたが(笑)
きっとこのブログを見て、夫は泣いているでしょう(笑)
あいつ、やっとわかったかと(笑)
さぁ、採卵に話は戻します。
全身麻酔で行うので、母に送迎をしてもらう。
なんだか、全身麻酔とは言っても『痛い』
麻酔を追加してもらったような・・・
卵子は十数個も採れました。
というか、そんなに採れてしまいました。
OHSS気味だったのかな?!
沢山採れたけど質が悪いという・・・
私のイメージでは、いくらの鮮度のないしおれた感じのもの。
ピッチピチの卵が欲しかった。
いくらを見るたび思い出す。
でも、仕方がない。
麻酔でウトウトして、少し横になってから帰りました。
そこからが地獄の始まりだったのです・・・
なんせ十数個もできてしまったので、その分、卵巣に針を刺すということです。
痛みはあるかもと言われたが、なんだか痛い・・・
なんだかレベルじゃなく痛い!!
でも、これは針を刺された痛みだと思い、とりあえず一晩我慢。
その次の日は、お腹は張るし、気分は妊婦さんのような感じ、もうパンパンすぎて響く。
シートベルトなんてできないし、車の振動でも悶えるくらい痛い!!
たぶん、今まで生きてきた中で一番痛かった!!
もう、意識がなくなるんじゃないか。と思うくらい・・・
私の通っていた不妊専門院は夜間はやっていない、もう、手術を受けた大学病院に行くのか迷った。
いったら、入院するだろうな。と思っていた・・・
かなり迷いました。
病院に行くこと。
でも、もし、今、病院に行って、入院になって受精卵が移植できなかったからどうしようという不安。
もう、痛いけど、このチャンスを逃せないという焦り・・・
夫は命の現場に立ち会う職業の為、あまり、痛がったりすることを真剣に捉えてくれませんが、今回ばかりはちょっと心配してくれたようです。
そのうち、痛すぎて、意識を失うように寝てました(笑)
痛さに眠さがかったのです(笑)
翌朝、慌てて病院に行き、痛み止めをもらいました。
あの痛み止めに救われた感。
先生にもし妊娠しても大丈夫な痛み止めですと聞いてすぐ飲みました。
だってどうしても痛かったから。
ずっと忘れないでしょう。
あの痛み。
あの痛みを知ってしまったから、採卵のトラウマになってしまったのです。
お医者さんは、『あ〜すごい針刺したしね。少し卵巣腫れてるけどね、大丈夫』
『これで大丈夫なのかい?!』と突っ込みたいくらいだった。』
卵巣が腫れてることもあって受精卵は、通常よりも進ませる5日後に行いました。
受精率はよかったです。
でも、やはり今回は、質より量になっちゃったこともあるので受精卵の質もあまりよくない。
この採卵〜移植までの間が一番気が楽に過ごせる期間だったような。
受精卵をお迎えする期待に膨らむ数日。
受精卵を移植してもらい、安静にしてから家に帰ります。
そこからは、祈るような毎日です。
ただただ、願い続ける日々・・・
地獄の痛さの後は、願う日々。
ただただ辛いと感じる毎日でした。
続く