〜ゆきちゃん先生のごきげん妊活ライフ教室〜
主催の香坂有紀です。
卵管切除手術を受けるために、大学病院へ行くことになります。
そこでも、私の卵管造影レントゲンは、医学生たちに見本のようだと披露されました。
もう、ここまできたらどうでもいい感じ。
その大学病院の医局長の先生に、
『これだけの卵管膿腫、かなり痛かったでしょう?』と言われましたが、
私は全く痛みを感じていなかったのです。
十数年間共に暮らしてきたのでよくわからなかったようです。
そして、手術をすることになったので、母にも話さなくてはならず、話すことに・・・
やはり、母は自分を責めていました。
私が盲腸に早く気づいてあげられたら・・・
と。
でもね、お母さんは全く悪くない、すぐに病院へ連れて行ってくれたし、診断ミスは医師が悪いんだし。
それに、盲腸の再発?で往復2時間かけて毎朝、病院通いしていた高校2年。
母は、その時今の私の年齢くらい。
仕事前に病院へ私を連れて行き、学校に送って自分も仕事に行く。
超パワフルだったのだ。
私的には全く、母を責めていないのに、母は未だに自分を責め続けています。
そんなこんなで、手術をすることになったのですが、大学病院の医局長のご好意?により、早く妊娠できるように腹腔鏡手術を勧めてくれました。
でも、私はなんせ盲腸と再発で3回も同じところを切っているので、普通の医師では無理だろうということで、うちの大学の腹腔鏡のプロが外国から帰って来てからにしましょうとなりました。
結局、そんなに手配して頂いたのに癒着が酷すぎて腹腔鏡は無理になり、開腹手術になりました。
私の中ではほぼそうなるだろうと思っていたのですが、家族はあまりにも時間がかかりすぎて心配してくれたそうです。
そうそう、夫のご両親には不妊治療の話は内緒にしてくれ!と頼んだので手術も内緒でした。
多分ね・・・
あ、そうそう、もう不妊治療を始めることにして、仕事も完全にやめて、専業不妊病院通い主婦になったので、入院もなんの心配もなくできました。
退院する前に看護師さんから、これからの生活についての説明がありました。
『有紀さんは、卵管がないので避妊しなくても妊娠することはありません!!』
わかっているけど、そこまで言われるとガ〜ン。
そうよね・・・
そうだ、あの開腹手術してくれた時に、子宮筋腫はありますが、妊娠には問題ないところですぐに妊娠しても子宮が裂けないように筋腫はとっていませんからね!!
と言われたんです。
まぁ、私は麻酔で眠ってるし、確認できませんからね。
今、思えば、どうせ妊娠できなかったんだから、とってくれればいいのに。
と思ってしまいます。
あの時は、なんて素敵な先生でしょ〜♡と思っていました。
続く