〜ゆきちゃん先生のごきげん妊活ライフ教室〜
主催の香坂有紀です。





婦人科に検査に行ってみることにした私は、基礎体温を、グラフにしてみました。


きちんと高低差あるし、大丈夫ですね。


みたいに言われて安心していた。


そこは人気の産婦人科だったので、
あまり不妊検査などはやっていなかったみたい
だけど、卵管造影検査をしてもらいました。


いろんな情報によると卵管造影検査の後は
ゴールデン期間と言って妊娠しやすいらしい!


私は、期待をもって受けることにしました。


でもね、その造影検査を待っている間に、
看護師さんがボソッと
『不妊治療を考えているな◯◯に行った方がいいよ(*^o^*)』
と近所の有名不妊専門病院を勧めてくれました。


まぁ、当時の私ですから、看護師さんの言葉もあまり心に響くことなく・・・


卵管造影検査では大丈夫!


以上なし!


ということで、安心していました。


ゴールデン期間突入!!


のウキウキ感♪

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でも、一向に、妊娠する気配はありません。



卵管造影検査から半年が経つ頃、不妊専門病院に行く決意をしました。



不妊専門病院に行って驚いたのは、本当に混んでいること!!



こんなに不妊に悩んでる人がいたんだ。



という現実。



いろんな検査をして、最後の卵管造影検査!



この前やったし(*^o^*)



大丈夫(*^o^*)



なんて思っていた私・・・




造影剤を入れながらの先生の一言・・・


『これは、厄介ですね・・・』

私の頭は混乱中。


検査が終わり、レントゲンを見てみると

『卵管詰まってますよね。詰まっていると行くか何かが溜まっています。こんなに綺麗にはっきり出ているのは、教科書にも載せられるくらいだよ。』

そんな結構、感心していた先生に、産婦人科で卵管造影検査をして大丈夫だったことを伝えた。先生は、そんなこと絶対にないと言い切っていたけど、そんなに言うなら借りてきて、見てあげると言われた。(後日、レントゲンを借りてきてみてもらったら、やはり詰まっていた)



褒められてるのか何なのかわからないけど、卵管に何か溜まってるのね・・・(T . T)


頭の中は高速グルグル・・・


『何か病気した?』と聞かれても何も思い浮かばなかった。


浮かんだのは、小学校4年生の時に盲腸になって.医師の診断ミスで食中毒だと思われていて、入院先で盲腸が破裂して生死をさまよったこと。
そのあと、破裂した膿が再発して、何回も手術をしていた。中2、高2・・・と定期的に膿が溜まってお腹が痛くなり、手術していた。


どうやら、それらしい。

卵管には膿が溜まっているのかも。


卵管膿腫っていうやつらしいぞ。


なんか、理解できた。腑に落ちた。


でも、先生が
『手術が必要だよ。もうずっと膿に浸かっていた卵管の繊毛はダメになっている。子宮外妊娠のリスクもたかくなるし、卵管開通手術よりも卵管切除がいいと思うよ』

と、言われた。

『卵管切除したら妊娠できないですよね?!』

と聞くと

『体外受精すればできますよ。でもね、人間て奇跡があって、卵管ないのに通常妊娠しちゃう奇跡があるからわからないものなんだよ』って笑ってた。

そっかぁ〜。

でも、妊娠できない女・・・

突きつけられた現実・・・

あの日が人生で一番落ちた1日だったかもしれない。

こんなに子どものためを思って建てた家なのに、子どもができない私。

その時は、『体外受精すればいい』っていう考えに結びつけなかった。


ただ、ただ、自分だけ責め続ける。


でも、結果はでない。


落ち込むだけ。


夫に言いたかったけど、その日は夫がいなかった。

次の日の報告になった。


検査の報告と同時に、『子どもができないから離婚しよう!』

と提案した。


私が考えた最良の答え。

まだ若い。20代。

夫は、再婚すれば子どもができるのだ。


でも、夫は、
『体外受精すればできるんでしょう?!じゃあ、それやればいいんじゃない?!』

と言ってくれた。


そこから、体外受精をすることを決意するのである。

でも、まだ手術を受けなければならなかった。

続く