篠塚郁美「航空機整備の仕事も、家庭も、楽しく両立したい!」 | 輝く女性応援会議オフィシャルブログ「すべての女性が輝く日本へ」Powered by Ameba

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今回の投稿は、航空整備士として活躍する全日本空輸の篠塚郁美さんです。


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こんにちは!ANA整備士の篠塚郁美です。


現在羽田空港内の格納庫で、航空機の整備業務に携わっています。



整備士を志したきっかけは、大学時代。


今は“リケ女”という言葉もありますが、私も大学で材料・機械系の勉強をしていました。


様々な技術の結集された飛行機に興味を持ち、自分で手を動かして安全運航に携わることのできる整備士という仕事を目指そうと思いました。


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入社してみると、イメージしていた華やかな航空業界とは少し違っていました。



女性が少ないのはもちろんですが、整備士は資格を持たないと仕事ができません。


より多くの飛行機の整備ができるようになるため、みんな常に試験に追われ地道に勉強しています。



ただ、その為に頑張った分、新しい資格を取って仕事をする時や、自分の整備した飛行機が空港でお客様を乗せているのを目にした時は、嬉しさもひとしおです。


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一等航空整備士の資格を取り、仕事も楽しくなってきた昨年、プライベートでは結婚をしました。



結婚当初は「仕事と家庭の両立頑張ってね!」などと周りの人によく言われましたが、”両立”って「どっちもちゃんとやらないとダメなんだ!」と私にとっては意外とプレッシャーに感じる言葉でした。



そのプレッシャーからか夫にイライラをぶつけてしまった事もあります。



夫は別の業界で働いていますので、シフト勤務や勉強漬けの日々はやはり理解し難いようでした。


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でも忙しいとき、本当に辛いときは「手伝って!」の一言で協力してくれるようになります。


この言葉が言えるようになってからは気持ちが楽になりました。



多分仕事も家庭も同じで、自分が辛いときに頼ることができる人間関係を作る事が大事なのかなぁと最近思います。



女性の活躍が注目される昨今ですが、女性も男性も関係なくみんなが働きやすい日本になってほしいと願っています。


仕事も家庭も、どうせやるなら楽しくやりたいですね!!


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