小島美千代「トラガール☆子育てと両立して息子もトラックドライバー!」 | 輝く女性応援会議オフィシャルブログ「すべての女性が輝く日本へ」Powered by Ameba

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今回の投稿は、鳴海急送株式会社で「トラガール」こと女性トラックドライバーとして活躍している小島美千代さんです。


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乗り物が好きで、トラックドライバーの仕事は幼い頃から憧れていました。


長く続けられる仕事を探していた時に、たまたま目にしたドライバー募集の求人に応募し、ドライバーの仕事をするようになってかれこれ13年になります。


最初はダンプに乗っていましたが、今では自動車部品を運んでいます。




毎朝5時30分に会社を出発。


お客様の納品先の工場などを1日に10数件回って、15時30分には帰社します。




運転はもちろん、フォークリフトで荷物の積み下ろしをしたり、仕分けをしたり、伝票処理をしたり、色々ありますが、お客様の製品出荷のお手伝い全体が私の仕事だと思っています。



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よく「女性なのにすごいね」と言われますが、荷物の積み下ろしのほとんどはフォークリフトなので、慣れてしまえばそれほど苦ではありません。




体力面では男性に敵いませんが、お客様への細かい気配りや仕事を丁寧に行うことなど“女性らしさ”を生かせる部分が多い仕事です。




お客様とのコミュニケーションを大切にすることで、信頼関係ができればお互い気持ちよく仕事ができますし、無理をせず誰かに声をかけることで、周りが優しくサポートしてくれて、スムーズに仕事が進むんです。




子育てや家事と両立しながら働く女性にとって、ドライバーの仕事はとても魅力的だと思います。




私が担当する定期便のドライバーは、運ぶルートが決まっており、勤務時間が読みやすいこと、また出社時間は早いけれど、夕食は2人の子供と一緒に食べられることが大きな決め手のひとつになりました。




夕食を一緒に食べていた息子も今では22歳になり、トラックドライバー。私が働いている姿を見てドライバーになってくれたことをとてもうれしく思っています。



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また、配送業務で学園祭に行った際、女子学生から「女性ドライバーさんだ!カッコイイ!!」と言ってもらったときは、とても嬉しかったです。




最近は、女性トラックドライバーを目にする機会も確実に増え、業界全体に女性の活躍をサポートする雰囲気が広がっていると思います。




トラックドライバーの女性を“トラガール”という愛称で支援する国のサイト に掲載するから、とインタビューされたのに続き、なんと安倍総理に表敬訪問 までさせて頂きました。



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安倍総理から「小さな体で大きなトラックを運転するのは大変でしょうが、トラガールの皆さん、これからも頑張ってください」と声をかけていただきました。



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本当に光栄なことで、今でも信じられません。




運転好きな人、人と関わることが好きな人であれば、やりがいを感じられる仕事です。




これからもたくさんの方が“トラガール”を目指してくれたら嬉しいです。



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トラガール とは・・・
「トラック+ガール」による造語で、女性のトラックドライバーを表す愛称。



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◆次回予告

『SHINE!(シャイン)』スタッフです。
次回の投稿は、7月に出産をして、一児の母となった医師の友利新さんです。
お楽しみに☆