終業式、息子は担任の先生から素敵な手作りメダルをもらって帰ってきました。
何人かのクラスメイトは、まるで卒業式のように、
そのクラスが終わってしまうのが寂しくて、涙ぽろぽろしていたと、
帰ってきてから教えてくれました。
なんて可愛いの!!
個別懇談でも、クラスメイトも優しくて寛容な生徒でしたと先生もおっしゃっていたとおり、
とても楽しい一年間を過ごすことができたようで、
コロナ禍で大変な中、クラスのみんなももちろん、
担任の先生には本当にお世話になり、感謝しきれないくらい感謝しています。
この気持ちを幼稚園の時のように贈り物で表すことができない公立小学校。
公務員とひとくくりにするには、ちょっと教師というのは違うのではないかと思います。
なんつったって、人間を育てる仕事なんですから!!
こんなこと言ったら敵が増えるかもしれませんが、
やはりお役所で事務するのと、
教師、警察官、救急隊員、バスの運転士の方々は、もうね、違う!!全然違いすぎます!!
子供の命です、人間の命をあずかっているお仕事ですよ!!
重みがね、違うんですよ!!
父が理科の教員免許を持っていたので、
私も英語の教職を取ろうと思い、途中まで単位を取りましたが、
生徒になめられやすい顔をしているのは自覚していたので^^
途中で断念して、司書だけ取りました。へたれです。
ただ、その年の教育実習は、阪神大震災で実習どころではなく、
救援物資の仕分けや、避難された方々のサポートにあたっていたと友人達から聞きました。
教職の講義はとても興味深いものが多く、教育関連の非常にマイナーな資格だけ、
途中まで共通していた単位があり取得できましたが、
使いものにならないままでいます^^
息子がまだ赤ちゃんだった時に、近所のボランティアの方と話す機会があり、
せっかくそんな資格があるなら、学校図書や地域の公民館で働けばいいのにと言われたことがありました。
お節介な性格なので、合っているとは思っていましたが、
子育てしていると、やはりいっぱいいっぱいで、時間的にも体力的にも厳しいと思っていました。
先日、テレビで見たのですが、スクールサポートスタッフという仕事があることを知りました。
私が住んでいる地域の学校ではそのようなシステムは導入されていないようですが、
GIGA構想やら、外国人児童の受け入れやら、もんぺやら、
教師の業務が増える中、なにかしらサポートするという動きが世の中にあるのを知り、
これがもっと浸透していけばいいなと願いました。
もし私がとんとん拍子な人生だったら、先生方の年齢の子供がいてもおかしくない、そんな年齢になり、
娘のような若い先生方がストレスを抱えないよう、
私には何ができるだろうと、先生お手製メダルを見ながら考えあぐねた
春休み初日の夜でした。