はじまりましたね!

長谷川博己大好きなんですが、

ごめんなさい。明智さん、全く興味がなかったので、

麒麟さんは全く見ませんでしたが、八重の桜は見ましたが、

大好きな澁澤倉庫、あ、澁澤栄一さんを描いた今回の

『青天を衝け』

は、夫婦揃ってTVの前でスタンバイしておりました。

YouTubeでひたすら鉄道番組を観ていた息子も、

両親からの圧を感じたのでしょうか、

リモコン権を黙って譲ってくれました。

 

私が住んでいる港町神戸には、海沿いに戦前?戦後?からの

アールデコ調の倉庫が残っていたりするのですが、

いや、さすがに戦後ですよね。そのかつての意匠を引き継いで再建したのでしょうか、

中でも、澁澤倉庫は、私の中で倉庫の王様と思っていました。

企業の沿革なども知りませんでしたし、調べようともしませんでしたが、

なんとなく、ただの倉庫会社ではないと思っていました。

無知でした。

 

TVのドキュメンタリーや雑学番組などで、澁澤栄一さんを知りまして、

今回の大河ドラマは、とても楽しみにしていました。

 

第一話を夫と(息子も無理やり)一緒に見ていて、

私の、これまた大好きな玉木宏が、なんと籠に囚われて登場しましたが、

楽しみにしていたわりには、NHKの特番や番組宣伝は見ていませんでしたが、

なんと!

私が幼児期に住んでいた、高島平のその名の由来となった

高島秋帆を演じられている!!

 

ここのところ、鉄オタとなった息子とともにYouTubeを観ていまして、

スーツさんの動画を観るようになりました。

とんとん拍子で結婚していたら、スーツさんくらいの年齢の息子がいたかもしれない年齢ですが、

無駄のないスマートなトークと、ガイドの秀逸さに惹かれて、

私が見入ってしまっていましたが、なんと、スーツさん、高島平育ちなんですね。

そのスーツさんの動画から、高島平関連の動画を見ていまして、

●●の名所については、住民にとっては大迷惑なので、一切見ませんでしたが、
高島平の成り立ち、それまでのその土地の歴史などに興味がありまして、

最終的に高島秋帆の紹介動画に辿り着きました。

なんともタイムリーな、まさか楽しみにしていた大河ドラマの第一話で

あんな衝撃的な登場をするとは!!

 

「なんにもないところだ」

と、話していましたが、あの東洋一のマンモス団地が出来る前は、

本当になんにもないと言ったら失礼ですが、

見渡す限りの農地だったそうです。

 

高島秋帆さんがあの辺りで演習していたんだ☆

澁澤栄一さんが生まれ育ったのは、埼玉のあの辺りだったんだ☆
東京といえども、殆ど埼玉??

団地の廊下から見えた荒川の向こうにあるガスタンク。

子供心に、ちょっと怖かった。風船の妖怪のような。あの当時口裂け女が流行っていたので^^

70年代をどっぷり過ごした高島平。

都営三田線の高島平駅は、スカラップ屋根が印象的でした。

団地に続く歩道橋は、子供目線では広く大きな歩道橋と思っていましたが、

結婚後、ライブ遠征で関東に行った際に、一人でぶらっと高島平を訪れた時は、

なんとも小さな歩道橋だったんだなと、感慨深いものがありました。

当時は、東武ストアがあり、子供心に、デパートのあるおうちと思って、

ワクワクしていたのを覚えています。

あの団地が世界の中心とさえ思っていました。

夏になると、母親達は、廊下側のドアを、荷物を結ぶ紐で窓枠とドアノブを繋いで開けっぴろげにして、

お友達の家行き来したり、エレベーターホールで遊んだり、

ジャブジャブ池で水遊びしたり、本当に楽しかった。

屋上から見た花火は、迫ってくるようで怖かったけれど、

今思えばとても贅沢な花火鑑賞だったんだなと思います。

2歳から5歳までの、たった3年間しかいなかったのですが、

半世紀近く経ちますが、昨日のことのように覚えています。

秋口だったかな、教育テレビのみんなの歌で、

『ピエロのトランペット』

という歌があり、それが流れるとお友達とさよならする時間だったのですが、

サーカス?空中ブランコをしている外国人とピエロが出てくる

シュールな映像で、せつない物悲しいメロディーが今でも歌えるくらい印象に残っています。

当時、高島幼稚園に通っていましたが、元国民的アイドルグループの彼が同じクラスでした^^

まだ2年保育が主流の時代で、同じクラスのまま持ち上がりだったようで、写真は年少と年長は同じメンバーでした。

 

話がだいぶ逸れましたが、

まさかの令和になって、大河ドラマと最近の高島平ノスタルジーがタイムリーにリンクしたので、

嬉しくてブログに書いてしまいました。

 

ここのところ悲しいニュースばかりでしたので、

『青天を衝け』が始まってくれて、我が家は元気を取り戻せそうです。

母は関東出身で、子供時代、実家が養蚕業を営んでいたので、

寝床にお蚕さんが入ってきて、翌朝起きると、布団と自分の体でつぶれてしまっていた!

という話を聞かされていたので、貴重なシルクを生み出すお蚕さんだけれど、

正直、うわぁ、、、と思いながら、聞いていましたが、

そういったこともイメージしながら見れるので、

これからのストーリーが楽しみです。

 

いつも思うのが、日本史こそ、遡りながら学んでいくのがいいのでは?

と思っていました。

いつも縄文時代から始まり、年号を暗記して、途中で登場人物が増えて挫折していたのですが、

今生きている時代は、どういった経緯でこうなったのか?

ということを、

近代から、近世、江戸時代、中世、、、と遡って、

Eテレや『歴史秘話ヒストリア』等を用いながら、授業をしてくれたら、

生徒達も、それぞれに歴史上の人物や出来事に興味を持って、

そこからいろんな人文学、生物学や科学など、様々な分野に派生して、

総合的に学習意欲が高まるんじゃないのかなと。

 

澁澤栄一さんが描いた、本来の資本主義は、

現代では、どこで狂ったのか、すっかり違うものになってしまったと思います。

富を得た人は、貧しい人を救済し、地域を整備改善し、

国全体をより良く底上げするという考えの資本主義だったのかなと。

 

 

話がまたまたとっ散らかりましたが、

地震のリスクがあるけれど、美しい国、日本。

どうか、子供達が夢と希望を持てる国になってほしいです。