ペンネーム「珠美推し」さんから頂いた質問です

 
「握手会 という行為とは輝さんの中でどういう意味合いを持ちますか? 握手会の目的や、どういう気持ちで行っているか、メンバーは何をしたら嬉しいのかなどどう思われてますか?」
 
 
A. 握手会です。
 
なんつって〜〜
 
質問箱でもこんな短さでは答えになりませんよね。
こういう質問でふざけるのが夢だったんですよ。
許してください。
 
僕にとって握手会は、会いに行けるアイドルに会える唯一の手段でした。
平成時代では、会いに行けるアイドルに会える手段は、唯一ではなくて、細かく見ていけばかなり種類があります。
AKBグループのレギュラーイベントだけでも、結構いろんな種類があって、面白いんです。
系列外で言えば、バスツアーやグランピング?なんかあったりして、そういうのも好きな人は好きなんだろうなぁって思います。
 
5-6年前はわりとインディーズのアイドルも好きだったので、結構いろんな種類のイベントに行ってました。
まあ、それって会いに行けるアイドルに会いに行くって言うよりは、そもそも音楽が好きで、なんかいっぱい友達もできたし、なんとなく毎日通ってたわけです。
芸能人に会いに行くって感覚じゃぜんぜんなかった。

 

そっから、今の仕事を始めて、その環境をもっと肌で感じて、好きになったり嫌いになったりするのだけれど、それはまた別のお話。

 

じゃあ、乃木坂46の握手会って僕にとってはなんですか?

って聞かれてもそれってとっても難しい問題だなって思うわけですよ。

 

目的は?

・・・そうですねえ、あー可愛いって感情になりたいから。必要だと思うんですよ。そういう脳に対する刺激がね。可愛いは必須栄養素だ。

 

どういう気持ちで行っているか?

・・・ワクワクして、緊張して行ってます。どんな話をしようかな、どうするのが、一番可愛いかなって。

 

メンバーは何をしたら嬉しいのかなどどう思われてますか?

・・・あんまり考えてません。そりゃ喜んでもらいたいけど、なかなかそれって難しいと思うので。それよりは、可愛いメンバーの姿を見たい!

 

 

とまあ、あんまり良い答えじゃないですね。

そうなんですよ。もっと喜んでもらわなきゃダメだろ!とか、そういう意見があるのもわかるんです。

名前覚えて!!とか、ダメだろみたいな。

 

でも、なんかそれって本質的じゃないというか。

 

例えばさ

○○ちゃんの握手会初めて行くんですけど、何を話せばいいんですか?

って聞かれたとして、

釣ってくださいっていえば良いんだよ

って答えが返ってきたとします。

 

なんかがっかりするでしょ。

ソレが一番可愛いワケないだろって。

 

そもそも、「釣り」って、いわば黎明期のアイドル握手文化では、

アイドルが勝手にやってたことがオタクを魚釣りのごとく釣り上げるから、「釣り」対応って言われて、

それがいつからか、オタクのほうからそれを要求するようになった。

 

ソレが一番可愛いワケないだろって。

 

思うんですよ。

僕はね。

 

じゃあ、なんで何回も行ってるんだろうなぁ。

 

僕は証拠を残したいんだと思うんですよ。

記憶の中に。

 

あの子を応援していたんだ。

って。

 

それは、なんというか、一回だけじゃなくて

何回も何回も繰り返して。

ちょっとずつ記憶の中に塗り重ねていくことで、

形作られる、魔法みたいなものだと思うんですよ。

 

魔法って、近道のためにあるんじゃなくて

遠回りした人にしか、使えない魔法があったっていいじゃない。

 

あの日あの時にあの場所で

好きだって伝えたなって

 

その数だけ、自分自身を好きになれると思う

だって、アイドルを応援することって

それ自体、とっても尊いことだから。

 

そんな、自分が好きだから

だって、すごく優しくて熱い男になれるから。

 

それが、僕にとっての、握手会の存在意義ですかねぇ!!

 

かがやき

 

 

P.S.

いっぱい書いていたらすごく遅くなりました。

申し訳ありませんでしたmm