僕はギターという楽器がとても好きだ。

こんなにカンタンで、こんなにかっこよくて
こんなに表現力が高くて、こんなに幅広く使える楽器はないと思っている。


(BSプレミアム  乃木坂46 show 乃木團出演時の深川麻衣さん)

スカイブルーのストラトキャスターが似合う女の子は性格が良いと100年前から決まっている。

そんなことはどうでもよくて…



僕は毎日ギターと共に生活していて、
今では文字通りの意味でギターがないと、普通に生活することが出来ない。
それでも飽きることなく続けられている。

そんな僕でも、一度ギターを辞めようと思ったことがある。

思い通りに弾けないことにイライラしていたのか
それとも他のことに興味が移っていたのか
実際、1秒も弾かない日があったし、
もうなくても平気だと思っていた。

だから、もっているすべてのギターの弦を切った。

なんだか、これからの自分に無限の可能性がある気がして
とても嬉しかったものだ。

医者になる勉強でもしようかなんて
馬鹿げた考えが浮かぶくらい
ノーテンキで、でもやる気に満ちていた。

あてもなく出かけて、
本屋に行ったり、髪を切ったり、
今まで人生で一番時間を費やしたことから
解放された喜びを最大限に味わった。

さて、上機嫌で家に帰った僕は
家の物置から、父親が30年前に気まぐれに買った
ボロボロのクラシックギターを取り出してきて
black  bridを弾いた。

1時間くらい経ってやっと気付いた。

アレ、オレ昨日ギター辞める決意をしたはずやんけ。

やんけ〜〜


これは本当に事実なのだ。
ギターが大好きで、それによって
いろんな人間関係が出来て、
それによって良いことも
悪いことも、いろんな経験をして。

こんなことしててもなにもならないと
なぜかリクツっぽく考えて
もう嫌いだなんて言って
辞めて、自由になったとき

僕は、ギターが弾きたかったのである。

この経験は、決して無駄な経験ではない。
それによって、あぁ僕は結局コレと音楽が大好きなんだなぁって思えた。
人生に無駄なことなんてない。

さてさて、
あなたの推しメンはどうだろうか。
毎日毎日本当に大好きで居られるか?
たまに嫌いになったりするか?

たしかに、毎日大好きでいるのに越したことはない
でも真剣に向き合い続けていれば
なんとなく辛くなるときもある。
それでいい。それでいいんだ。
むしろその方が自然体だ。

そんな時は、悪いところでも必死で探して
もう二度イベントに行かないと決意をして
モバイル会員を退会すればいい。

明日また登録すればいいんだから。

そこで読めなかった1日分のモバメと
翌日にかかる300円とほんのすこしの税金は、
推しメンへの気持ちを再確認する
勉強代だと思えばいい。

君の好きの気持ちに、間違いはないと
思うから。

スポーツでも、勉強でも、
あなたが真剣に取り組んでいるものの
助けになりますように。

かがやき