〈名字の言〉 2019年8月17日

 

長野県松本市で「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が、17日開幕。

音楽家・齋藤秀雄氏の門下生が結成した、

「サイトウ・キネン・オーケストラ」が中心となり、多彩な演目を披露する。

 

齋藤氏は、民音が主催する指揮者コンクールの、

初代審査委員長を務めた。

民音が氏の特別展示「齋藤秀雄生誕100年記念展」(2002年)を、

行った時のこと。弟子の一人である小澤征爾氏を同展に迎えた。

 

会場には、ベートーベンの交響曲第5番「運命」を指揮する、

齋藤氏の映像が流れていた。画面を見つめる小澤氏。

 

同行したテレビ局のスタッフが尋ねた。

「齋藤先生はどういう存在でしたか」。

すると小澤氏は、

「少し黙っていてよ。今、先生とお会いしてるんだから」と。

 

その場は厳粛な雰囲気に包まれたという。

 

「師弟」とは古色蒼然たる“過去の遺物”ではない。

今なお人間にとって「師弟」以上の心の財はない。

 

池田先生は、

「心に師がいてこそ、人間としての『自律』があり、

 また、真の『自立』がある」と。

 

師とは自身を律する鑑であり、無限の向上と触発の源泉なのだ。

 

日蓮大聖人は「師には値いがたかるべし」(御書1589ページ)と、

仏法の師に巡り合う難しさを示された。

師と共に歩む喜びを胸に、人生勝利の曲を奏でていこう。(嶺)

 

          名字の言>2019.8.17

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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「寂日房御書」日蓮大聖人御書全集P902

 

夫(そ)れ人身(じんしん)をうくる事はまれなるなり、
已(すで)にまれなる人身をうけたリ又あひがたきは仏法・
是(これ)も又あヘリ、同じ仏法の中にも法華経の題目に

あひたてまつる結句(けっく)題目の行者となれり、

まことにまことに過去十万億の諸仏を供養(くよう)する者なり

 

~通解~
およそ人間の身を受けることはまれである。
すでにまれな人身を受けている。
また、あいがたきは仏法であるが、これもあうことができた。
同じ仏法の中でも法華経の題目にあいたてまつり、
結局、南無妙法蓮華経の題目の行者となった。
まことにまことに過去世で十万億の諸仏を供養した者であろう。

~池田先生の指導~同志への指針


深き宿縁によって、人間として生まれ、あいがたき仏法に

巡りあえた我らである。この人生が、いかに尊いことか。


空しく過ごして、断じて悔いを残してはならない。


一つ一つの苦労が「今生人界の思出」となり、

金剛不壊の「心の財」となる。仏法の世界に無駄はない。

 

「決意」を即「行動」として、わが人生を“勝ち戦”で飾りゆけ!

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「新池御書」日蓮大聖人御書全集P1440

 

始より終りまで弥(いよいよ)信心をいたすべし・さなくして後悔(こうかい)やあらんずらん、讐(たとえ)えば鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩(あゆみ)をはこびて今一日に成リて歩をさしをきては何として都の月をば詠(なが)め候べき

 

~通解~
始めから終わりまで、いよいよ信心をすべきである。

そうでなければ後悔するであろう。

例えば、鎌倉から京都までは十二日の道のりである。

それを十一日余り歩いて、あと一日となった時に歩くのをやめたのでは、どうして都(みやこ)の月を詠(えい)ずることができようか。

~池田先生の指導~同志への指針
あの「大阪の戦い」で、関西の不二の同志と命に

刻んだ御文である。
いかなる戦いも、「勝つ」と決めて、最後の最後まで

進み抜いた方が勝つ。

いざという時に戦い切れば、永遠に崩れない

常楽我浄(じょうらくがじょう)の軌道を開くことができる。
題目の師子吼(ししく)を響かせながら、

今日一日、断固として勇猛精進(ゆうもうしょうじん)を!

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「衆生心身御書」日蓮大聖人御書全集P1595

 

つゆつもりて河となる・河つもりて大海となる・

塵つもりて山となる・山かさなりて須弥山となれリ・

小事つもりて大事となる

 

~通解~
露(つゆ)が集まって河(かわ)となり、

河が集まって大海(たいかい)となるように、

塵(ちり)が積もって山となり、

山が重なって須弥山(しゅみせん)となるように、

小事(しょうじ)が積もって大事(だいじ)となるのである。

 

~池田先生のご指導~同志への指針


地球を包(つつ)む母なる大海原(おおうなばら)も、

小さな滴の集まりである。

万人が仰(あお)ぎ見る王者の大山もまた、塵の集まりである。

 

一日一日の積み重ねが、大事業を成す王道だ。


人が見ようが見まいが、一歩また一歩と前進する。

一人また一人と対話する。その結集が時代を変える。

 

たゆまぬ民衆の行進こそが、歴史を動かすのだ。

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「四条金吾殿御返事」日蓮大聖人御書全集P1192

なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、

「諸余怨敵(しょよおんてき)・皆悉擢滅(かいしつさいめつ)」金言むなしかるべからず、兵法剣形(へいほうけんぎょう)の大事も此の妙法より出(い)でたり、ふかく信心をとリ給へ、あへて臆病(おくびょう)にては叶(かな)うべからず候


~通解~
どのような兵法(へいほう)よりも、

法華経の兵法を用(もち)いていきなさい。
「あらゆる怨敵(おんてき)は、皆ことごとく滅びる」
(法華経薬王品第23)との金言は、決して空(むな)しいはずがない。
兵法や剣術(けんじゅつ)の真髄(しんずい)も、
この妙法から出たものである。深く信心を起こしなさい。
決して臆病(おくびょう)であっては叶(かな)わないのである。

~池田先生のご指導~

いついかなる時も、勇敢に「法華経の兵法」で道を開く。
これが、大聖人直結の学会精神である。
ゆえに、どんな戦いも 強盛なる祈りから始めるのだ。
 
妙法には、一切の魔(ま)を打ち破る大功力がある。
 
諸天善神(しょてんぜんじん)を揺(ゆ)り動かし、
十界のあらゆる衆生を 味方に変えていくことができる。
 
この最高の兵法も、臆病では役に立たない。
どこまでも「勇気」だ。
我らは勇気ある信心で、すべてを勝ち開いていくのだ。

 

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