岡山市北区の農家から連絡があった。今回の豪雨で自宅は床上浸水。農地は水没。

「先は見えませんが、地域の方や全国の知人が励ましの声を掛けてくれて……」。

現在は避難先から自宅に戻り、片付けを進める。

 

愛媛県宇和島市では当初、交通網が寸断されて物流がストップし、スーパーの棚から食品が消えた。

「お店を3軒、回ったが、何も手に入らなかった」と高齢者。

大きな災害が発生すると、社会の弱い部分にしわ寄せがいく。

その「現実」がたまらない。

 

被災された方にとって一番のショックは「忘れられること」。

被災地に「苦しむ心」が置き去りにされることである。被災地だけではない。

苦しむ心や悩む心は、私たちの周囲にたくさんある。

それを周りが理解しようとしないことが、苦しんでいる人の孤独感を強める。

 

仏法は「同苦」――相手に思いをはせる努力を忘れないことを教える。

目の前の一人に同苦し、「絶対に負けない心」を引き出していく生命の触発作業こそ、私たちの励ましの運動にほかならない。

 

人生の逆境を乗り越えた友が、心から共感したという言葉を教えてくれた。

「夜の闇のなかに星が見えるように、

    苦悩のなかにこそ人生の意味が見えるものである」

(北御門二郎訳)。思想家ソローの箴言である。(川)

          名字の言>2018.7.15

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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「聖人御難事 」日蓮大聖人御書全集P1190

 

各各(おのおの)師子王の心を取り出して・

いかに人をどすともをづる事なかれ、

師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、

彼等は野干のほう(吼)るなり日蓮が一門は師子の吼るなり


~通解~
あなたがた一人一人が師子王の心を取り出して、

どのように人が脅(おど)そうとも、決して恐(おそ)れてはならない。

師子王の子もまた同じである。彼ら(正法を誹謗する人々)は 

野干(やかん)が吼(ほ)えているのと同じである。

日蓮の一門は師子が吼えているのである。

~池田先生の指導~
正しい信仰とは、人間を限りなく強くすることだ。
「師子王の心」は、この自分自身の生命の中にある。
題目を唱える人は、誰でも必ず「取り出して」いけるのだ。
師子王の心を取り出せば、狐が吼えるような悪口など

恐れることはない。
いかなる試練にも、断じて屈することなく、

誇り高く悠々と生き抜いていくのだ。

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「乙御前御消息」日蓮大聖人御書全集P1220

 

人の心かたければ 神のまほり必ずつよしとこそ候へ、

是は御ために申すぞ古(いにし)への御心ざし申す計りなし・

其(それ)よりも今一重(いまいちじゅう)強盛(ごうじょう)に

御志(おんこころざし)あるべし

 

~通解~
心の堅固(けんご)な者には、

諸天善神の守りが必ず強いということである。

このように言うのは、あなたのために言うのである。

あなたの昔からの信心の深さは言い尽くせない。

だが、それよりもなお一層、強盛に信心をされるべきである。

~池田先生の指導~

心は不思議である。いくらでも強くなる。深くなる。

その最も強く深い心が、信心である。

堅固な信心があれば、いかなる状況であろうと、

必ず厳然と守られる。

信心は常に「いよいよ」「これから」だ。

「今一重強盛」の信心で、日に日に新たな出発を期すのだ。

それが、誉れ高き我らの「常勝の魂」である。

 

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<教学> 生命論 「 十界論 」

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女性に贈る100文字の幸福抄 [ 池田大作 ]

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