☆プログラムより↓↓↓☆



















オーケストラ・アンサンブル金沢
オペラ「禅」~ZEN~Vol.2.0
(字幕付き:日本語・英語)
2023年11月23日(木祝)14時~
金沢歌劇座
(金沢市下本多町)


■作曲:渡辺俊幸
■台本:松田章一
■演出:三浦安浩
■指揮:ミヒャエル・バルケ
■管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
■合唱:金沢オペラ合唱団


■鈴木大拙:伊藤達人(テノール)
■西田幾多郎:宮本益光(バリトン)
■ビアトリス:コロンえりか(ソプラノ)
■エマ:谷口睦美(メゾソプラノ)
■釈宗演:高橋洋介(バリトン)
■乃木希典:黒田博(バリトン)
■マッカーサー:町英和(バリトン)
■くみ:石川公美(ソプラノ)
■娼婦:木村綾子(ソプラノ)
■将校A:野村京右(テノール)
■将校B:工藤翔陽(テノール)
■将校C:藤本慶(バリトン)



(写真掲載許可はいただいております)




金沢市下本多町にあります金沢歌劇座で行われました、「オペラ禅~ZEN~Vol.2」へ行ってまいりました。このオペラは石川県生まれの思想家、鈴木大拙と西田幾多郎を題材にしたオペラで、オーケストラ・アンサンブル金沢の美しい演奏にのせて歌い、演じられる、これぞ金沢オペラ!といっていい作品ではないかと思います。


今回はVol.2.0とのことで、Vol.1のときよりもさらにパワーアップしました「オペラ禅」に出会うことができました。作曲の渡辺俊幸先生はフォレスタオリジナル曲「あなたといるとき」でもおなじみですが、東洋的な美しい響きがとても印象的で、今回も日本人にも親しみやすい・・わかりやすくて肩のこらない・・オペラに仕上げられています。


鈴木大拙の禅的な世界観「妙(妙なる世界)」を英語表現しました「O Wonderful!」というテーマが、随所に散りばめられた美しい響きがとても気持ちよくって、こころがあたたかく・・平和な気持ちにつつまれました。静かに・・熱く・・盛りあがっていきますラストシーンでは、大感激で涙があふれてきました。

今現在の世界情勢を思うとき、鈴木大拙が願ったこの平和への祈り・・が、多くの人々のこころにも届くといいなと願わざるをえません。


Vol.1にひきつづいての鈴木大拙役・伊藤達人さんのよく響くのびやかなテノール歌声&まっすぐな演技、今回初登場のハンサム四兄弟長男・宮本益光さんのやわらかなバリトン歌声&どこか余裕さえ感じるような迫真の演技、大御所・バリトン黒田博さんの貫禄の歌声&演技・・金沢で、こんなにステキなオペラが観れるなんて・・と、しあわせいっぱいでした。

金沢で本格的なオペラを観れますのは年に1~2回ですので、今日は本当に有意義な一日でした。


今回は、プログラム冊子といっしょに「はじめてのオペラ」という解説冊子も配られました↓↓↓




小学生のお子さんもいっしょにオペラを楽しめるようにとのご配慮かと思いますが、この解説ブックは大人でも楽しめる、とてもすばらしいものだと思います。オペラの見どころ紹介や英語シーン解説を帰宅後に読みながら、舞台の感動再び・・でした。


「o wonderful, wonderful, and most wonderful wonderful! and yet again wonderful・・・」


「私たちの願いは、国が豊かに栄え、平和になることを求めてひたむきに努力することです。」

「アイ シャル リターン トゥ ZEN!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

金沢歌劇座ロビーにて・・













・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

金沢歌劇座☀️

今日の金沢は冬にはめずらしいおだやかな一日、ステキなオペラびよりになりました♪♪







終演後・・
おだやかな夕ぐれです🌆





オペラ後は・・カニ三昧🦀

解禁後から食べたくてうずうずしていました香箱ガニ🦀を、ようやくいただきました♪♪




ご覧くださいましてありがとうございます。
当ブログは私個人のコンサート足あと記録でファンの皆さまが集うブログとは関係ございませんので、写真・プログラム等のブログ内容の無断転載は一切お断りいたしております。
聴きまちがえや勘ちがいもあるかと思いますが、あたたかい目で見てくださいますと幸いです。ブログ内容に関しましては私個人の感想ですので、サラリと読み流してくださいますようにお願いいたします。