金沢市下本多町にあります金沢歌劇座で行われました、「オペラ禅~ZEN~Vol.2」へ行ってまいりました。このオペラは石川県生まれの思想家、鈴木大拙と西田幾多郎を題材にしたオペラで、オーケストラ・アンサンブル金沢の美しい演奏にのせて歌い、演じられる、これぞ金沢オペラ!といっていい作品ではないかと思います。
今回はVol.2.0とのことで、Vol.1のときよりもさらにパワーアップしました「オペラ禅」に出会うことができました。作曲の渡辺俊幸先生はフォレスタオリジナル曲「あなたといるとき」でもおなじみですが、東洋的な美しい響きがとても印象的で、今回も日本人にも親しみやすい・・わかりやすくて肩のこらない・・オペラに仕上げられています。
鈴木大拙の禅的な世界観「妙(妙なる世界)」を英語表現しました「O Wonderful!」というテーマが、随所に散りばめられた美しい響きがとても気持ちよくって、こころがあたたかく・・平和な気持ちにつつまれました。静かに・・熱く・・盛りあがっていきますラストシーンでは、大感激で涙があふれてきました。
今現在の世界情勢を思うとき、鈴木大拙が願ったこの平和への祈り・・が、多くの人々のこころにも届くといいなと願わざるをえません。
Vol.1にひきつづいての鈴木大拙役・伊藤達人さんのよく響くのびやかなテノール歌声&まっすぐな演技、今回初登場のハンサム四兄弟長男・宮本益光さんのやわらかなバリトン歌声&どこか余裕さえ感じるような迫真の演技、大御所・バリトン黒田博さんの貫禄の歌声&演技・・金沢で、こんなにステキなオペラが観れるなんて・・と、しあわせいっぱいでした。
金沢で本格的なオペラを観れますのは年に1~2回ですので、今日は本当に有意義な一日でした。
今回は、プログラム冊子といっしょに「はじめてのオペラ」という解説冊子も配られました↓↓↓
小学生のお子さんもいっしょにオペラを楽しめるようにとのご配慮かと思いますが、この解説ブックは大人でも楽しめる、とてもすばらしいものだと思います。オペラの見どころ紹介や英語シーン解説を帰宅後に読みながら、舞台の感動再び・・でした。
「o wonderful, wonderful, and most wonderful wonderful! and yet again wonderful・・・」
「私たちの願いは、国が豊かに栄え、平和になることを求めてひたむきに努力することです。」
「アイ シャル リターン トゥ ZEN!」
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金沢歌劇座ロビーにて・・
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金沢歌劇座☀️
今日の金沢は冬にはめずらしいおだやかな一日、ステキなオペラびよりになりました♪♪