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こんにちは。
続いて、↓月足チャートですが2020年12月に最高値を付け、以後は高値・安値切り下げをしてきていました。
そして、200月移動平均線を意識して、下ヒゲを付けて止まっています。(資生堂・花王も200月移動平均線で止まりましたね)
では、過去に不祥事を起こした企業でドイツのフォルクスワーゲンをのチャートを見ます。
フォルクスワーゲンは2015年9月に排ガス規制不正が発覚し、米国環境保護庁(EPA)によると基準の40倍以上の窒素酸化物などを排出していました。
フォルクスワーゲンチャート
続いて、アルミニウム、鋼、銅製品の品質に関するデータの改ざんの不正を起こした神戸製鋼です。
2017年10月に不正を公表し、大手自動車メーカーや三菱重工、JR東海の新幹線に含まれる310の部品が基準を満たしておらず、社会に衝撃を与えました。
神戸製鋼月足チャート
業種が異なり、企業規模も異なり、不祥事の内容は様々ですが、小林製薬・フォルクスワーゲン・神戸製鋼の3社に共通するのは、不祥事前から株価が下落トレンドだったことです。
この不祥事の発覚を見据えていたかの如くですね。(まぁ蛇足ですが)
そして、フォルクスワーゲンは不祥事発覚で付けた最安値を境にゆっくりと上昇し始めています。
コロナで最安値と同水準まで下がりますが、EV人気(国家の助成もあり)で2021年に最安値の約3倍にまで上昇します。
以後はEV人気低下、ガソリン車の再評価で最高値の半分以下にまで下がりました。
神戸製鋼も不祥事発覚以後は4か月程上昇しましたが、以後はトレンドラインに沿って下がり続け、不祥事発覚時の最安値の半分以下にまで下がり続けました。
しかし、コロナ後のバリュー株人気があり2020年10月にトレンドラインを超えて上昇トレンドに入り、現在に至っています。
( 因みに2つの黒丸は私が買った水準です)
以上を勘案すると、小林製薬の株価は暫くは上昇しても不思議ではありません。
小林製薬の信用倍率推移を見ると、9倍前後から0.54・0.64と下がっており、信用売り残が急増してるんですね。
同様に信用買い残も増えており、まさにマネーゲームとかしています。
ここ数日の上昇はその信用売りが買戻しをして、上昇してきたのです。
そのため、4月5日段階では信用売り残が減り、信用倍率が上がってるんですね。
参戦する方はマネーゲームであることを覚悟しておいて下さい。
こういうのに勝てる人って、パチプロであったりギャンブラーの人が多いんですよね。
知識で生きている株式評論家等は参戦してないでしょうね。
上記の日足チャート・月足チャートの200日移動平均線・200月移動平均線は意識されているはずです。
あとはちょっとした情報が材料となり、上下にブレるという感じです。
株初心者や専業でない方は手を出さない方が良いです。
あおぞら銀行の下落とは事情が違いますし。
ギャンブラーでない方が長く投資の世界で生き残るのなら、堅実な株だけを対象にすることをおススメします。
ただ、優待は諸刃の剣でもあり、優待廃止とかなると株価下落となるので、そこは注意しておいてください。
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