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こんにちは。

バリュー株テクニカル分析の吉田です。

 

今回は表題の通り、住友化学株の買い時について話していきます。

住友化学子会社の住友ファーマが米国で統合失調症で特許切れとなり、ジェネリックに顧客を奪われ、主力商品の子宮筋腫、過活動ぼうこう、前立腺がんの治療薬の販売不振で大赤字を出し、株価がダダ下がり。

石化事業も中国企業の増産、同業の三菱ケミカル、三井化学との競合で市況が悪化し、これまた大赤字。

結果的に11月に続き、2度目となるか下方修正で、2月2日に2024年3月期決算の見通しを450億円の赤字(前期は69億円の黒字)と発表しました。

この発表で窓を空けて株価が下落し、300円割れの水準まで下がりました。(↓日足チャート)

しかし、この300円は過去30年↓月足チャートで見ても、非常に意識される水準で、ここまで下がると大抵上昇に転じてます。

また、「23年度業績予想は2450億円赤字の住友化学、業績改善へ株売却でキャッシュ創出」というニュースがあり、テクニカル分析した上で、1月4日にNISA口座で株を買い漁って以降ぶりに、住友化学1000株を買いました。

テクニカル分析する前に住友化学の概況を。

大赤字の見込みなので、PERはさておき、PBRは0.49倍と超私好みです。

配当は大赤字の今期でも過去10年の最低水準を維持してますので、今後の見通しは良いと思います。

配当利回りでは2.6%となっています。

信用情報で買残が多いですから、急騰はないでしょう。(取組倍率8.79と超高め)

まぁ長期保有で良いので、これは気にしない。

 

では、テクニカル分析です。

①上図の日足チャートですが、2月につけた底値以降、「高値・安値切り上げ」をしています。

これが最重要ポイントであり、上昇トレンドに転じたという強烈サインです。

赤丸箇所で確認できています。

赤・緑の斜め直線は過去の高値を結んだトレンドラインですが、両方を超えて、上昇しています。

これが2番目に重要なポイント。

緑のトレンドラインが強烈なことは、3月にチャートがぶつかって下げてるのを見ても、ご理解いただけると思います。

 

テクニカル分析で強いて気になる点とすれば、↓週足チャートで26週移動平均線が抵抗線で止まっている点ですね。

それでも、過去30年で見ても300円辺りは安値圏であり、今後の構造改革で上昇する可能性は高いと思います。

NISAでも買いやすい株なので、ぜひご検討いただけたらと思います。

 

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