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こんばんは。
私の株人生で過去の教訓となっている2023年2月。。。
2023年2月と言えば、どんなことが話題になっていたでしょう?
①そう、東証PBR1.0倍要請が株式市場での話題の中心でした。
②更に現在もですが、台湾セミコンダクターTSMCが熊本に大規模工場を設置することで、日本の半導体輸出が活況を呈するだろうとも叫ばれていました。
③それから、これからはAIが社会に大変革を起こすと言われておりました。
そのAIによるchatGPTなんて云う下の縺れそうな技術革新となるアプリも登場しました。
④しかし、半導体メーカーの株価やハイテク企業の指標SOX指数、NASDAQは安値圏にあったのです。
私は①の東証PBR1.0倍要請のニュースを重視し、様々な日本のバリュー株を買い漁りました。
そして、AIに関連する半導体銘柄だと日本株でなく、米株の主力どころを買いました。
エヌビディア・TSMC・ASML・アプライドマテリアルズ・AMD等です。
で、結果はどうだったか。
6月上旬までは東証のPBR1.0倍要請で確かに日本のバリュー株は上がりました。
でも、それ以降は半導体株が怒涛の勢いで上がっていったのです。
バリューから半導体に資金ローテーションが起こったのです。
5月後半にかのエヌビディアが決算でサプライズを起こし、窓を開けて大上昇したのです。
エヌビディアは当時から5倍程になったので、大出世株でした。
それに連動するかのように、日本の半導体関連株も一気に息を吹き返し、上昇の一途を辿ったのでした。
東京エレクトロン・アドバンテスト・ディスコ・スクリーンは鉄板銘柄であり、レーザーテック・ソシオネクスト・野村マイクロサイエンスも時期はズレますが、良く上がりました。
ただ、半導体株と言っても、AI系の半導体株が上昇したのであり、パワー半導体や中国に強い銘柄は動かないか下がりました。ルネサスエレクトロニクス、ロームやフェローテックが代表例です。
また、エヌビディア以外の米国半導体株は日本半導体株に比べて圧倒的にパフォーマンスは低かったのです。
下図の2番目・3番目は東京エレクトロンとTSMCの日足チャートであり、昨年2月と現在を比べると、東京エレクトロンは2.5倍以上になってますが、TSMCは1.5倍程です。
日本のディスコ・スクリーン・アドバンテストは3倍~5倍になりました。
一方、ASML・アプライドマテリアルズ・AMDは1.5倍~2倍程度です。
従って半導体株に関しては、日本株の方を買うのが正解だったのです。
それも日本が強かったパワー半導体ではなく、AIの恩恵が受けられる半導体装置銘柄である東京エレクトロン・アドバンテスト・ディスコ・スクリーンなどだったのです。
東京エレクトロン週足(2018/8~現在)
台湾セミコンダクター・TSMC日足(2023/1~現在)
今となっては後の祭りですが、エヌビディア以外の米株は買わず、上記の日本の半導体装置株を買っておけばよかった。
まぁ世の中そんなパーフェクトな選択はできないでしょうが。
まぁバリュー株もそこそこ上がり、私も過去最高のパフォーマンスを出せた2023年だったし。
一部のYoutuberに流されず、グロースに一切手を出さなかったのは正しい判断だったし。
株式投資の天才、坂本慎太郎はラジオで2024年2月上旬に東京エレクトロン・アドバンテスト・ディスコ・スクリーン等の半導体装置株の上昇は年内に終えて、下落していくはず、そして、他のバリュー株等に資金が流れ、全体的に株が上がった値で一年が終わると思う。と述べています。
確かに半導体装置株はPERが50倍を超えており、数年先まで買われてきたわけで、そういったロジックに正当性があります。
ただ、それで半導体装置銘柄が終わるかと言えば、そうではなく、良い押し目になって2025年以降に再上昇していくでしょう。
それこそ上記図の一番上、東京エレクトロン・週足チャートでの2022年10月以降のように。
東京エレクトロン・週足チャート2023年2月~4月を見ると、高値・安値切り上げとなっており、下降トレンドからの転換を示唆しています。
今にして思えば、絶好の買い場でした。
当時、東京エレクトロンはPER23倍程で、配当2.5%程と、ハイテクとは思えない割安株だったのです。
2月頃に何度買おうかと思ったことか。
でも、見送った理由は値嵩株だったことです。
当時は4/1前の株式分割前の100株で500万円弱でした。
だから、1株から買える米株に流れたとも言えます。
単位株でも良いから買っとけば良かったなぁ。。。。
まぁ2023年は色々と教訓のあった一年でした。
株式投資も他の仕事と同様に喜びと反省の繰り返しですね。
ただ、言えることは一つあります。
投資で成功している人は必ず「自分の投資パターンを作れ」と言います。
まさにそうだと感じました。
不要と思った情報源は一切シャットアウトで良いのです。
その環境下で、成否を繰り返しますが、一定の勝率が現れてきます。
必要な失敗もあれば、反省に生かせる失敗もあり、日本の半導体株は私にとって後者に当たるのです。
これからは更にブラッシュアップした投資活動になっていくんだろうな。
ふっふっふ…てか?
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