こちら彩画書という書と絵をおしえておられる患者さんからいただいたものです。
いつも季節に合わせた作品をお持ちくださり、院内に飾らせていただいております。
目標”辰”成。かわいい辰ですね～。
いよいよ今年も終わりです。
11月末からエレベーターの取り換え工事のため、エレベーターが動かなくなるという事態となり、患者さんには大変ご苦労をお掛けしました。
5階まで登って来て下さった患者さん、足が悪く来ることを断念された患者さん、往診を希望して下さった患者さん、皆さんほんとうにありがとうございました。
昨日の受付かよこの記事にもありましたが、振り返れば今年はいろんな変化の年でした。
12月末には8年間、一緒に働いてくれた井添先生の退職。7月末には3年間、働いてくれた福崎先生の退職。
新しく河野さんが加わってくれたものの、その後新しいスタッフは見つからず、子育てが少し落ち着いた受付かよこも手伝ってくれて、なんとか乗り切れた一年でした。
かよこには家事に仕事にと大きな負担をかけてしまい、申し訳ないと思いながらも、いつも院内の雰囲気を明るくしてくれて感謝の想いでいっぱいです。
河野さんはスタッフが少ない中、仕事量も増えてしまい大変だったと思いますが、文句も言わずしっかりと仕事をしてくれました。
河野さんが院内を走り回り、かよこが受付で喋りまくってくれたお蔭で、私は患者さんの治療に集中することができました。二人ともほんとうにありがとう！
昨日の仕事終了後はカーテンを洗濯し、子どもたちを駆り出して床磨き。
来年はキレイな状態で患者さんを迎えることができます。
スタッフの人数が減ったことにより、私も15年ぶりに院内の掃除や初診の問診を取ることになり、これも自分にとって大きな変化でした。
これまでスタッフに任せていた掃除を自分ですると、やはり院内に自身の気が行き届きますし、患者さんをお出迎えするという気持ちも高まります。
少しでもよい環境で治療を受けていただきたい、よい治療を提供したいという気持ちが高まり、よい効果があったと感じています。同時にこれまで掃除をしてくれていたスタッフへの感謝の気持ちも芽生えます。
もう一つの変化は、これは昨年の秋からですが、輝鍼灸院はネット上の広告など、お金のかかる宣伝活動を一切やめました。今年の春にはホームページもリニューアルし、業者に依頼したSEO対策などもやめております。ですから今年は初診患者さんの９割以上が紹介によるものです。ご紹介して下さった皆さん、ほんとうにありがとうございます。
ネット上の広告だけでなく、２年前にはカード決済もやめてしまい、ある意味時代と逆行した経営をしています。どこか今の時代の流れに違和感を感じ、宣伝や効率化ではなく、目の前の仕事に集中することを大事にしていこうと、かよこと話し合って決めたことです。
結果的には院内の雰囲気もよくなり、ひとりひとりの患者さんへの治療の質も高まり、よい循環を生み出しているように感じています。
来年の課題としては、もっともっと勉強にかける時間を増やし、腕を磨き、治せる患者さんの数を増やすことです。
頑張ってはいるものの、まだまだ治せない患者さんもいらっしゃいますし、治せている患者さんであっても、もっとシャープに早く治せたと反省する症例もたくさんあります。
もっともっと治せるはずだし、まだまだ腕をあげることはできるはず。80歳、90歳になったときに、死ぬ間際に、十分やり切ったと思えるように、真剣に鍼の道を邁進していきたいと思っています。
それでは皆さん、最後になりましたが、2023年も大変お世話になりました。
来年もどうか、輝鍼灸院をよろしくお願い致します。