工場の技術部へ図面が渡り、公差に物言いが入りました。

 

切削でいくと、5/100くらいの精度でもって作っていくんですが、金型になると、

 

+-0.1

 

なんて・・・・・

 

まじか!

 

図面公差±0.1

というわけで、何点か修正が入り、+-0.1であることを踏まえたうえで、公差やサイズを修正。

 

いやはや、金型製造は難しいですわ。

 

そして、サンプル作成へGO。

 

45日後、仕上がったわけです。

金型設計図:分割ラインと湯口の指示金型分割線と射出成形ポイント

工場は中国で英語でやり取りしますからね、まぁ~伝わらないんですよ。

 

ウォームシャフトのミゾをスレながら進むわけだから、金型の分割ラインは左図でしょ。

 

で、ツメのところに湯口があるとデコボコになるからいかんのですわ。

 

こーゆー図を見せて、

 

金型設計図:ゲート、分割線、カット

こんな図を描いて、カットラインをここにして、さらにボコッと切ったところが残ると、ラインキャリエッジ入らなくなりますからね。

 

ちょっと削って凹ませろとか、

 

金型の分割線とインサート、アウトの図

どこからキャストして、どこに抜けとか。金型はここで分割するとか。

 

金型設計図:湯口と分割ライン

理想を言えば、これじゃんか。ケツから入れてケツからぬけんのかいな?とか聞いてみたり、

 

金型設計図:スラリー注入と分割線

こーゆー金型で、成形後はこれとか、

 

金型設計図:カットラインOK金型カットラインと指示

で、カットラインはへこむのはいいけど、でてくるのはだめとか、英語で伝えつつですよ。

 

ようやく仕様が決まり、図面が工場の技術部へ。

 

ここでOKが出ればサンプル作成。

 

 

 

で、工場と打ち合わせしていると、セラミックガイド、金型を使った成形品であることが判明。

 

その後、どこに湯口を設定するんだという話になりました。

 

金型成形は初めて。

 

まず、現状のセラミックガイドを見てみた。

 

金型成形品、湯口部分の画像金型成形品 湯口部分の拡大

すると湯口があるではないですか!真ん中で分割しているラインも見える。

 

セラミックガイドの湯口部分

さらに見ていくと、湯口をカットして、そこがえぐれている商品もあるではないですか。

 

射出成型で、離型後に湯口をカットしてるわ。これ。

 

となると、金型でどうやって作るかの順序を考えないといけないわけ。

 

湯口をどこにもっていけばいい製品になるのか。

 

考えました。

 

 

リールの部品開発で難しいのはココです。

 

工場って、リールがわからんのよね。

 

だきん、これがどういう部品で、どういうことが大事かというのを伝える。

 

これが難しい。

 

リール部品のツメと金属軸

このツメが溝を通るため、表面はツルツルでないといけない。プラス公差は止まるので、ダメ。マイナスすぎてもスカスカでターンで無限ループになるけんだめ。

 

リール部品、セラミックガイド

あと、こういう部品の中にいれるのよ~~~

 

なんてことを説明する。

 

で、業者を探していたら、ようやく3社くらいに絞れた。

セラミックガイド図面、ビア樽型

で、業者から図面が上がってきたわけ。これなんだけど、クビレを取ってもらっています。クビレがあると、余計な誤差が出てくると思い、シンプルなセラミックガイドにしようと思ったわけ。のちのち、バフ掛けする時もクビレてたらやりにくそうだしね。こーゆーのはシンプルなのが一番。

 

で、これをたたき台にして、面取りと公差を追加していき、

 

セラミックガイド図面、ビア樽型デザイン

こちらが完成図面。ビア樽型。

 

シンプルでヨロシイw

 

これをもって業者を探すことにしました。

白の注射器型部品

そして、業者によるパイロットガイドの図面化がスタート。

 

測定機器で工具先端を計測2次元計測器でパイロットガイドを測定二次元計測器で円を測定2次元測定器で部品をスキャン

これは多分2次元計測器だとおもうんだけど、スキャンして、マウスのポインタ当てて、測定していくやつ。

 

こんなん、ノギスでできるかw

 

やはり業者に丸投げして正解でしたw

 

 

ノギスで部品を測定

いつもノギス片手に図面かくんやけどね、ちっこい部品で、測りにくいし、どっから角度ついてんねん?

 

とか、

 

マイクロメーターつかって顕微鏡で測定しようともしたけど、うまく図面がかけん!

 

そんなわけで、丸投げ。

 

スプールの図面をお願いしているところに頼みました。

 

 

 

 

 

これも時差あるんですけど、ごっつ苦労した商品開発。

 

ミニチュアセラミックパイロットガイド

人気商品、セラミックパイロットガイド。

 

値上がりに値上がりで、今1500円。

 

多分、なんもせんかったら、2000円突破する。

 

自社で作る方向で持っていくため、製作を決意。

 

 

 

 

IARリムーバー工具単体3点セット

というわけで、ジグ販売開始です!

 

IAR治具でリール部品を固定し作業

で、前回は、プレスでやりましたが、多分お客さん持っていないんで、万力でやって写真とりましたw

 

プレスに比べるとやりにくいけど、CSロケット大丈夫ですw

 

IAR治具のジグ販売開始、万力でCSロケット製作

2500もいけますよ!

 

というわけで、多分IAR治具はこれが完成形w

 

是非ご購入下さい!

 

旧型で錆びたのが嫌!って人は是非こちらの追加購入お願いしますね~!

ヨシダ製ハンドプレスで歯科技工

テストはたまに使うハンドプレスです。歯科技工士が使うプロ仕様wヨシダ製でメルカリで3万くらいで購入w

 

ヨシダ製ハンドプレスで部品を打ち抜く

で、まずは抜く。カラーをかぶせ、凸型治具で打ち抜く。

 

ヨシダ製ハンドプレスと治具

IARとれましたw

 

プレス機と治具のセット

次は新型の台座。

 

ヨシダ製ハンドプレスでIARを打ち抜く

これをカップの下にしき、上からプレスを抑える。

 

ヨシダ製ハンドプレスで歯科技工テスト

ある程度入ったら、凸治具に変えて奥まで入れる。

 

ヨシダ製ハンドプレス部品、メイドインスウェーデン

はいりましたわw

 

ヨシダ製リールを手に持つ

動作も良好wいけましたw

 

2500も同じようにできたので、成功ですw