これはサイモンさんも同じこと言ってたんだけど、メッキ。外観。これが難しい
これはステンレスの削り出しなんだけど、
こんな感じで、外形寸法と公差を打ち込んで、これ作って
ってやったら、
どの工場に出しても同じものができる。
だけど、
メッキだと、
ハードクロムコート
これだけなんだよな。
厚いか薄いか、表も裏もコートされているのか、切削のアラが隠せているのか、メッキムラがあって、ブチ模様が入っていたりしないか、鏡のようにきれいな仕上がりになっているのか、薄くて、くすんでいるような仕上がりなのか、
どのパターンでも
ハードクロムコート
で表現されてしまう。
数字では表せないメッキ工場のうまい下手。
車の板金でもうまいところと下手なところがあって、赤で塗ってくれっていっても、表面がザラザラになっているやつとか、タレがあるやつとか、マスキングが下手で、関係無いところも塗っていたり、ビスの上から塗って、ネジ山つぶれていたり、
うまい下手って、
赤で塗って
だけではわからないんだよな。
ここが難しい。
というか、部品作りで難しいのは、メッキ。
これに尽きる。
20万近く払って、勉強させてもらいましたわ。