寺 名:来雲山 常蓮院 蓮成寺
本 尊:木造阿弥陀如来立像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開 基:
創 建:
宗 派:真宗興正派
札 所:
住 所:香川県木田郡三木町氷上120番地の1
電 話:087-898-0265
由緒等
 明応年中(1492~1500)常光寺住職浄往(または浄修ともいう)が建立したもので、現在の東かがわ市大内町丹生字小磯で天台宗の寺であったが、のちに真宗に改めた。
 天正の兵火の難をさけ、今の地に移り再建したと伝えられる。
 今でも大内町丹生には蓮城寺屋敷と称する所があり、門徒もさぬき市大川町以東に多い。
 寛文九年(1669)の『御領分寺寺由来』には、「本尊の裏書蓮如上人ならびに実如上人自筆の六字名号、寛文年中の木仏を良如上人より申し請け所持している」と記されている。
 境内にある「イヌマキ」と寄生する「フウラン」は香川県指定天然記念物に指定されたいる。
駐車場:無料
撮影日:2024年3月15日
資料等:香川県立図書館蔵:三木町史、現地石碑など
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 当山門は、大内郡(現東かがわ市)冨田某の建立で、その当時向かいの川原で木組みをしていたといわれ、これにまつわる伝説が残っている。
 今回改築したものは、文政から天保の初めにかけて建立され以後、幾度か手が加えられ、近くでは、大正十四年に修覆工事、昭和四十七年に補強工事がなされているが、今回昭和六十一年から六十三年にかけて解体改築したものである。
 この鐘楼門は、桁行十六尺、梁間十三尺、棟木までの高さ三十尺、入母屋造り、本瓦葺きの楼門で四本の角柱は八双造りであり上下階とも虹梁中央部に蟇股外側に斗栱が用いるが、特に妻飾りは美的である。軒まわりの棰(垂木)は二軒平行棰(垂木)軒反りも旧のままで鎌倉時代の様式をとどめている。
 昭和六十三年十一月