伴奏していて楽しいことは？

声楽家・伴奏者育成コーチ

コレペティトール香川紀恵です。

時々「伴奏ってどこが楽しいですか？」
と尋ねられます。

「ソロの方が楽しいのでは？」とも
言われます。

私はもともとアンサンブルが
好きなんです。

1人ではできないことが
複数の人が協力すると
出来るようになったり、

１➕１が２以上の広がりになったり、

そんな経験を学生時代に
たくさん経験したので、
「人と一緒に演奏すること、」が
好きなんです。

人と一緒なのは楽しい事もあるけれど、
難しいこともありますね。

うまく合わない、、、
例えば、タイミングが合わない、
それから、音楽の考えが違う、
意見が言いづらい、、、。

それを克服していくのも
楽しくなって来ました。

自分の思い通りの音楽にしようとせずに、
いい音楽を作るために
考えていく。

相手にわかりやすい説明をして、
相手にわかりやすい音楽を作って
考えていく。

アンサンブルは
キャッチボールのようなもの。

良い球を投げて、
しっかりキャッチ！

たまにはは変化球！

自分が仕掛けた変化球で
音楽が生き生きしてくると
「やった〜！」という気持ちに
なります。

伴奏者も、最近では
「共演者」と言われる事も多くなりました。

生徒さんとともに
私も「共演者」として
頑張ります。

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