オリンピックも終わって盆休みも終わる日に思うこと | 名物 Kagatobi Nihontou

名物 Kagatobi Nihontou

私的考察の記録

あと一歩、もう少しで手が届くのに届かないっていうようなことが往々にしてある。

今回のオリンピックでもそんな試合が数多く見られた。


それっていったい何なんだろう?


よく分からないが、このことを考える時にいつも思い出すのは、誰かが言っていた 「楽しんでいる奴が1番強い」 っていう言葉だ。


とは言え、楽しんでいるだけで勝てるのなら苦労はいらないだろうけど、人一倍、二倍、三倍に努力を重ねてなお、純粋にその競技を楽しめているならば、そしてどんな苦境に立たされても、その状況を楽しんで競技できているとするならば、もしかしたら本当にその人は最強なのかもしれないと思う。


しかし、勝負が決するその瞬間にどちらのほうがより楽しんでいたかなんて確かめようもないし、それが本当に勝利に貢献したのかなんて、結局のところ分からないことだろう。


だけれども、最後まで楽しめていて、実力を全て出し切ることができたと思えれば、結果負けたとしても、悔しい思いはあれども悔いはないんじゃないだろうかと思う。

もちろん、勝利できれば喜びはひとしおだろう。


あらゆる試合の全ての選手がそうであればいいなと思っている。


今回は不本意な結果だった選手の人達には、今度は悔いのないように、実力を全て出し切ったと、やり切ったと、最善を尽くしたと言える試合ができるように、1番楽しんで試合をすることができるように、頑張って欲しい。



それと、卓球の早田ひな選手が帰国して行きたいところを聞かれて、鹿児島の特攻資料館に行きたいと言われたことには、何か本当に感動した。

しがない平凡な何でもない、ただのおじさんだけれども、戦争を知っている訳でもないんだけれども、何か本当に感動した。

私も日本人なのかな〜と思ったね。