公益財団法人 日本刀文化振興協会主催の「第11回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」は中止が決まっていた。
この展覧会は長野県の鉄の展示館が会場なので、割と近く、行きやすいので、毎年楽しみにしていたのだが、中止とは残念なことである。
また、鉄の展示館の今年の年間スケジュールを見てみると、
6月13日(土)~ 9月6日(日)が
「第11回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」
9月12(土)~ 11月23日(月)が
「第十五回 お守り刀展覧会」
となっている。
全日本刀匠会のホームページでこの「お守り刀展覧会」の中止も伝えられているので、鉄の展示館は6月から11月いっぱいまで予定無しの状態が続くということになるようだ。
どうするのだろうか?
少し心配である。
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会主催の「2020年度現代刀職展」については、今のところ何の報せも無いようだ。
開催が9月なので何らかの決定を下すのはまだ早いということか。
しかし、同じ9月開催の「お守り刀展覧会」は中止が決まっているので、こちらもどうなるか分からない。
こちらは会場が東京の刀剣博物館ということで、ちょっと遠すぎるのでもっぱら巡回展の会場に行くことが多いが、こちらも毎年楽しみしている展覧会だ。
是非開催して欲しいところだが、今年はあまり期待できないな。
それはそうと現代刀匠の方は十文字槍は作らないのだろうか?
千鳥十文字槍という槍が格好良くて好きなので、誰か作ったりしないかといつも思っているのだが、そもそも新作の十文字槍というものを見たことがない。
需要がないのか?誰も作って欲しいと思わないのか?
もしかしたらあるのかもしれないが、展覧会に出品するほどのものはないということなのか?
あるいは、ここ最近はたまたま無いだけなのか?
それとも私が知らないだけなのか?
私に有り余る程の財力があれば、すぐにでも作ってもらいたいと思うのだが。